芹澤 絵美
2020
15
May
自家製手絞りオリーブオイル
働いているヴィンヤードに植えてあるオリーブから、
自家製オリーブオイルを作ってみました〜。
オリーブを収穫し、よく洗ったらジップロックにいれて揉みます。
1時間ほどモミ、水分や油分が出てきたら、
ガーゼや不織布などで絞り、カスを分離します。
この時、きつく絞りすぎすると油と馴染みすぎた果実が布目から搾り出されてしまい、
後で油分抽出が難しくなります。
絞った液体を透明なコップなどに入れて、
沈殿物、水分、油分、に分離するのを待ちます。
(マラキゼーション) 8時間〜12時間くらいでしょうか。
分離した上澄み(オイル部分)をスポイトで吸い、
コーヒーフィルターで濾過します。
新鮮なオリーブオイルの出来上がりです!
オリーブオイルの果実の種類ごと、
青い実、赤い実のバランスを変えてみたり、
いろいろとやってみましたが、ものすごく大きな味の違いは出ませんでした。
ただお店で売っているエキストラバージンオイルよりも、
喉の奥にスパイシーさを感じます。
これが新鮮な証拠なのか、製法によるものなのか、
品種によるものなのかはよく分かりません。
自家製オリーブオイルはその味を堪能出来るように、
過熱料理などには使わず、直接スプーン一杯飲んだり、
カルパッチョやオリーブオイル和えなどに使って味わっています。
1キロのオリーブからだいたい10%くらいのオイルが抽出出来ます。
もしもオリーブの実が身近にあるようであればぜひ作ってみてください。