芹澤 絵美

2020 08 Dec

精神的な拷問とは?

 

現在、トランプ支持者は試練の時を迎えています。


メインストリームのメディアでは「証拠が無い」という言葉が合い言葉のようになっています。

この言葉は非常に巧みで、
一度聞くと「確かに証拠は提出されていない」と思考停止に陥ります。

なぜなら、トランプ陣営の出している「証拠」とは、
選挙における不正行為を目撃した(一部関わった)人々の「宣誓証言」であり、
メディアの求める「物的証拠」ではないからです。

物的証拠とはなんでしょう?

それは、選挙管理委員会が管理している、
投票用紙や、投票用紙の入っていた封筒、集計マシン、サーバーなどがまさにそれでしょう。

当然のことながら、裁判所命令が無いとこの物的証拠にトランプ陣営はアクセス出来ません。
実際の投票に使われたものは全て州の選挙管理委員会が保管しているのです。
トランプ陣営は当然、これら証拠の保全命令を出すように裁判所に通知していますが、
投票が終了した現在、投票を認定した州では裁判所命令が無いかぎりこれら証拠を破棄されていてもおかしくありません。そして、裁判所命令は出ていません。

なので、ルディ・ジュリアーニ弁護士チームには今のところ、
宣誓供述書と証人の証言があるのみなのです。

宣誓証言とは、
嘘をついた場合は自ら偽証罪となり刑務所送りになりますので、
公聴会で宣誓証言している多くの人々は真実を述べていることが前提となります。

例えば、ジョージア州での供述は(供述ビデオ・12/4時点)、
ジョージア州での違法投票の数を数え、その詳細を語っています。

重罪犯:2506
投票年齢未満:66248
有権者未登録:2423
私書箱使用:1043
有権者登録日を過ぎた:4926
死者:10315
GA州以外の州でも投票:395
州外に引越済み:15700
居住郡変更後未登録:40279

この手の宣誓証言は、各州公聴会でも、トランプ陣営によるSNSでも幾多と公開されてきました。
すべてが驚きの内容で、もう不正投票祭りと言っても過言ではないです。
公聴会のビデオはYouTubeなどで公開されていますので、これらの宣誓証言は誰でも聞くことが出来ます。

この異常な数の宣誓証言があれば、通常の刑事事件ならば、
司法が動いて選挙管理委員会で保管している有権者登録名簿や投票用紙、
集計マシンやサーバーを調べ、簡単に「物的証拠」を見つけられるはずです。

されど、
これだけの数の宣誓証言が集まっても、司法が動かないのです。
トランプ大統領も、幾度となくブック・バー司法長官に仕事をするように促していますが、彼は、一向に調査しようとしません。


それを承知の上で主要メディアは「証拠が無い」と口を揃えるのです。


つい先日、
ジョージア州の投票所の監視カメラの映像が公開されました。

午後22:25 選挙管理マネージャーが、スタジアム(投票場)で水道管破裂を理由に、そこに居た人々をいったん退去させ、共和党の監視員がいなくなった後、テーブルの下からスーツケースを4つ取りだし、中に入っていた投票用紙のスキャンを始めました。
映像には、同じ投票用紙を3度スキャンする場面も収められていました。

このように、ほぼ決定的と思われる不正集計の「物的証拠」が提出されたのだから、
違法集計をした人物達の逮捕、尋問、使用された集計マシンの押収、調査となるだろう、
と誰もが思うはずですが、ブック・バー司法長官は捜査命令を出していません。

なぜでしょう?

「どんな不正の証拠が出てきても、我々は動かない」と、
州知事、州務長官、選挙管理委員会、裁判所、裁判長、みんなが開きなおっているようで、正直、おそろしいです。
 

司法が動かないのであれば、
憲法に則った正当な手順を踏んでもほとんど意味がないのではないか?と、
トランプ大統領の支持者は愕然としているのではないでしょうか?

これに加えて、この件を主要メディアが総じて「無視カゴ」に入れている上に、
不正選挙を訴えるトランプ大統領やその弁護チームが、頭がおかしくなった、精神異常だ、という印象操作をしています。

つい数日前から、プロジェクト・ベリタスのジェームズ・オキーフ氏によって、
2ヶ月間に渡るCNNの朝の電話会議の録音が公開され始めています。
トランプ陣営の主張をいかに報道しないか、どのようにすればネガティブな印象を効果的に国民に与えられるのかというのが主な議題です。
 

「CNN電話会議:トランプは国家安全保障に対する脅威と問題定義しよう編

「CNN電話会議:大統領を精神異常者だと印象操作しよう編

また、Twitterではこんな編集動画も投稿されました。

局や番組が異なっているのに、
まったく同じ原稿を読んでいる主要メディアでのニュースを編集したものです。
日本のテレビでも同じ原稿を読んでいるがごとく報じられていましたね。


アメリカの主要メディアは、投票日前から今までずっとトランプ大統領の言論を封じ込め、フェイクニュースを流していました。
なぜでしょうか?


「無視」と「悪評を流す」
これは学校で行われるイジメの手法と同じです。
 

トランプ大統領を孤立させて、
トランプ大統領と彼の支持者の意志を消耗させることが目的です。

「トランプ氏が敗北宣言を示唆、メラニア夫人も敗北を説得、政権移行の準備、敗北宣言を準備、州が訴訟を棄却、証拠無し、不正選挙は行われていない、家族に恩赦を検討、など」

毎日、毎日、ネガティブな情報を流されることによってトランプ支持者の自信が無くなっていき、不正選挙の糾弾を諦め放棄するようになっていくのを狙っています。
諦めた支持者がどんどんトランプ大統領から離れていくことによって、
トランプ氏の自信を崩させる、というのが最終目的です。


トランプ大統領が不正選挙の証明を諦め裁判を放棄するまで、
この攻撃は続くでしょう。

侮辱、孤立、恐怖などの雰囲気をつくって行われている精神的な拷問です。


司法が不正を裁かないことがうっすら分かってきた今、
トランプ支持者が求めているのは、
1863年、かつてリンカーン大統領が行った、大統領行政命令(戒厳令)です。

1863年米国南北戦争の中で、
リンカーンは米国憲法の中で定めた人身保護令を中止させる大統領行政命令を出しました。
同時にリンカーンに反対した数百の新聞社を閉鎖し、これらの新聞社の所有者、編集者を拘束しました。
当時のアメリカ最高裁・首席判事のロジャー・トーニー氏は、
”人身保護令を中止”したことは米国憲法に違反したと裁定しましたが、
リンカーンはこの裁定を聞いて、ただちにロジャー・トーニーも拘束しました。
リンカーンはメリーランド州で国会議員も含めた南方に同情した数千名の人も拘束しました。
これらの人を裁判を経ずに身柄を拘束したのです。

アメリカの共和体制を守る為にリンカーンの取った措置を非難する人はアメリカ国民にはほとんどいず、
逆にリンカーンは高く評価されています。


なので、We the Peopleという組織は、

「憲法で与えられた権利を、裁判官、裁判所、弁護士、州知事、州務長官、国会、腐敗した選挙管理者と地方の政治ブローカー、腐敗したマスコミと左派暴力集団、に譲るわけにはいかない。大統領を選ぶのは我々の権利であり、現在、この神聖なる権利は、腐敗した民主党と社会主義者の行った大規模な計画的な不正に犯されており、私たちはこの行為には容赦しない」

と言い、リンカーン大統領に倣って、
大統領特別行政命令(つまり戒厳令)を出すようにトランプ大統領に呼びかけているのです。

それでもトランプ大統領は、
憲法に則った手順でこの問題を解決させようとしています。


証言をいくら集めても捜査されない。
こういう状況の中で、今後どのようにトランプ陣営は戦っていくのでしょうか?


私は共和党支持者ではないですし、民主党を支持している人々にも彼らだけの真実があると思いますが、
明らかにおかしなことになっていると感じる野生の勘を信じ、
「我々はくじけない(We will not bend)!我々は崩れない!我々は引き下がらない!我々は絶対に屈しない!」 と力強く言ったトランプ大統領に声援を送ること、
それにトランプ大統領が励まされ、トランプ大統領が米国国民を励ます、
この相乗効果が永久機関のように終わらないよう願うと共に、
主要メディアが報じないことを、無視され続けている彼らの為にせめて知っておこうと思っています。

 

*記事内の引用、参照をさせていただいたサイトはこちらです。