芹澤 絵美

2021 12 Jul

酸化グラフェン

 

ネット上に、
「COVID-19パンデミックの正体は酸化グラフェンだった」という新説?が飛び交い始めています。

最初は、ぽっと出のすぐに消える話かな?
と思って様子見していましたが、マイク・アダムス氏の配信でも取り上げられ始めたので、
少し調べてみました。

情報の震源地は、スペインの大学Universidad de Almeríaの教授、
Dr.Pablo Campraの発表した研究レポートです。

 

レポートによると、
酸化グラフェンという物質のナノ粒子が、現在販売されている不織布マスクやPCR検査の綿棒、
2019年以降のインフルエンザワクチン、COVID-19用のすべてのmRNAワクチンに含まれていて、「酸化グラフェンこそが、SARS-COV2と呼ばれているものであり、新型コロナウィルスと思われているものであり、COVID-19という病気を引き起こしているものなのです」というのです。
 

このレポートの内容を、
LA QUINTA COLUMNAというスペインの研究グループが詳しく動画解説しており、
マタタビの羅針盤さんが日本語字幕をつけてアップしている動画がこちらです。
 


 

酸化グラフェンは、
・生体内で血栓を作り出す毒性がある
・酸化バランスを崩し、免疫システムに変化を引き起こす
・投与量が増加すると免疫システムの崩壊とサイトカインストームを引き起こす
・肺に蓄積されると、両側性肺炎を引き起こす
・金属の味がする
・吸い込むと、粘膜に炎症を引き起こし、味覚が失われ、嗅覚の一部または全部が失われる
・生体内で強力な磁気特性を獲得する為、体表面に金属が付着する

・COVID-19のワクチンだけでなく、各製薬会社が準備している新しいインフルエンザワクチンや、鼻腔内投与タイプの抗COVIDワクチンにも膨大な量の酸化グラフェンのナノ粒子が含まれている。


ステュー・ピータースの番組に出演したジェーン・ルビー博士によると、
このスペインの研究グループは、ファイザー社のバイアル瓶を入手しており、
そこには、1ulあたり、6ナノグラムのRNAと747ナノグラムの酸化グラフェンが入っており、
ワクチンの99.99103%が酸化グラフェンだったとのことです。
<*マタタビの羅針盤さんによる日本語字幕付きステュー・ピータースの番組

グラフェン系ナノ粒子の毒性:起源とメカニズムの一般評論」によると、
酸化グラフェンが体内に入って細胞に浸透し始めると、
脂質ナノ粒子なので、細胞内に押し込まれ酸化ストレスが発生。
サイトカインストームのような激しい炎症が起き、肺炎、脳卒中、心筋梗塞に結び付くとのこと。

このスペインの研究グループは、
さらに多くのバイアル瓶を検証中とのことで、
分光法を使用して、酸化グラフェンを特定する為の作業に入っているとのことです。
 

にわかに信じられないこの研究レポート、博士が所属するアルメリア大では、
「大学の公式見解ではないし、COVID-19ワクチンに酸化グラフェンは含まれてはいないし、ワクチン接種には大学は協力的だ」という声明を出しているそうです。
 


 


ここで毒性物質として扱われている酸化グラフェンという物質は、
グラフェンが酸化したものであり、グラフェンは、並外れた強度、高いアスペクト比、並外れた熱伝導率と電気伝導率、および実質的な透明性を特徴とし、材料科学から物理学、電子工学、光学、力学に至るまで、研究の世界で特別な注目を集めています。
<*グラフェンの素晴らしさを紹介した動画

 

この研究レポートが暫定陰謀論として色濃いなぁと思う部分は、
酸化グラフェンが5Gの影響を受け細胞の酸化を促進するという点です。
(体外にある電磁場と体内にある酸化グラフェンの相互作用でCOVID-19病が発病)
パンデミックが最初に起きた武漢が、5Gの試験を行った世界初のサンプル都市であり、
5Gの試験とパンデミック発生の時期が一致しているというのです。

それと、今ひとつピンとこないのが、
COVID-19ワクチンに酸化グラフェンナノ粒子が大量に含まれているとして、
初期の感染者の体内にはどの経路で酸化グラフェンが貯まったのでしょうか?
酸化グラフェンナノ粒子が含まれているとこの研究で言っているマスクの着用義務やPCR検査の多用はパンデミック以降です。
PCR検査で何らかのウィルスは検出されているわけですし、各機関や大学でのウィルスのゲノム解析報告もありますので、
COVID-19は酸化グラフェンだった、という説には無理がある気がします。
それとも、PCR検査での検査結果はいわゆる見出しであり、明らかに従来コロナやインフルエンザと違う症状は酸化グラフェンに対する生体反応というのが実体、という複合的な感じなのでしょうか??



1.SARS-COV2パンデミックというインフォデミックを起こす
2.「風邪症状があればPCR検査を」とPCR検査とマスク着用推奨で酸化グラフェンを少しずつ投与→味覚嗅覚失うなど症状ありの人が増える
3.救世主としてワクチン登場。一気に大量の酸化グラフェンを本格投与
という感じでしょうか?・・・・。
米上院で行われている、「コロナウィルスの機能獲得実験」追求の件もありますし、謎が増えました。

 


次の段階として、
COVID-19ワクチン接種者か感染者の体細胞から酸化グラフェンを大量に見つけた、
という証拠が必要そうです。


前ブログでエクソソームについて書きましたが、
この酸化グラフェン説が仮に正しいとして、その化学物質がエクソソームに含まれ体外に放出されたりするのでしょうか???


この話題、このまま盛り上がっていくのか消えていくのか分かりませんが、
1つの仮説として頭の隅に入れておきたいと思います。

 

追記(8/1):ステュー・ピータースの番組に、元ファイザー社員カレン・キングストンが出演・解説。
(マタタビの羅針盤さんによる日本語字幕付き動画をご覧ください)
カレン・キングストン氏によると、全てのmRNAワクチンには、「PEG(ポリエチレングリコール)化脂質ナノ粒子」と呼ばれる添加剤が含まれており、各製薬会社のmRNAワクチンの特許には必ず記載されているそうです。各製薬会社の特許にはグラフェン系の物質が使われていることは明記されていませんが、このPEG化脂質ナノ粒子を製造しているSINOPEGという中国の会社のサイトを調べると、不安定なRNAの構造を守る為に強度のあるグラフェンをコアシェルとして使用していると書かれているそうです。グラフェンは電気伝導体になることができ、電磁波などによってプラスの電荷を帯びると触れた箇所を消滅させることができ細胞内に侵入した場合生体に大きなダメージを与えるとのこと。
(*別ブログ「グラフェン(PEG化脂質ナノ粒子)」にもう少し詳しく書きました)

「現在のように人々が自分達でいろいろ調べるようとする動きは、主流メディアが私たちに嘘をつき、ビッグ・テックやSNSが真実をブロックしてきたという現実から生まれたものです」というキングストン氏の言葉印象的です。