芹澤 絵美

2021 14 Jan

Q

 

今日は、ホワイトハウスから声明手紙の2つが出されました。

声明は、
デモが行われようとしている動きを鑑み、
いかなる種類の暴力、法律違反、および破壊行為もおこなわれないことを強く求めるものです。

手紙は、大統領令13959を修正するという内容で、
アメリカでの証券取引を通じて、中華人民共和国の軍事力を増大させている実態を鑑み、
そういう仕組みを持っている証券取引と所有を禁止。
国防長官が中国共産党の軍事企業をリスト化することを許可する。

というものでした。


現在、トランプ大統領から愛国者達に出されている強いメッセージは、
ディープ・ステート側の罠にはまらないように、
暴力行為、破壊行為からしっかりと距離を置くことのように思えます。
もしかしたら1月20日こそ、もっとも大人しくしている必要があるかもしれませんね。


モーセがシナイ山に入った時、
麓で待っていた民達は、神の声を代弁してくれるモーセの不在に不安になり、
偶像を作ってそれを神としてあがめたという聖書の一節がありますが、
いま、トランプ陣営とのコミュニケーションを遮断された愛国者達は、
その麓で待っている民のような不安を抱えているかもしれません。

現在、トランプ陣営のうち、
リン・ウッド弁護士とパトリック・バーン氏はTelegramにてチャンネルを開始しました。
(1/16追記:Telegramにあるパトリック・バーン氏のチャンネルは偽アカウントだとご本人のブログにアップされ、リン・ウッド弁護士の偽チャンネルもあったので、一部記事を訂正しました。私も今後気をつけたいと思います。)


米大統領選2020について昨年の12月からずっとブログを書いてきて、
最近になって「ん?」と気づいたことがあります。
トランプ陣営の主立ったメンバーは、最初は不正選挙の具体的な内容について発信していたのに、
あるところから、子供の人身売買と小児性愛にまつわる闇に内容がシフトしていました。
そのあたりから、シドニー・パウエル弁護士のクラーケン話がぷっつりと消え、
クリントン財団が子供の誘拐と売買のシンジケートになっているとか、
ジェフリー・エプスタインという名前が出てきて、小児性愛や脅迫ビデオなどについての話にシフトしていました。


そこには「Q」という存在を表立って出す動きが垣間見られます。


「QANON」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
インターネットで検索すれば、極右グループで熱狂的なトランプ信望者、
小児性愛者達と、闇の組織をトランプ大統領が倒す、という陰謀論を展開、
というような説明が出てきます。

私も「QANON」についての記事を読んだときには、
「あ、なるほど、こっち系ね」と思ったのですが、
今思えば、あれもメディアの洗脳だったのかも?と思えてきます。

 

「Q」の始まりは、1963年、ジョン・F・ケネディ暗殺にまで遡ります。
おそらくケネディ大統領は、最初に沼の水を抜こうとした大統領なのだと思います。

政治には汚職がつきものです。
そもそも完全に清廉潔白な人間などこの世には居ません。
お金を稼いで暮らす以上、身内同士守って生きていきますし、
他人の不正は批判しても、自分の収入に影響するような身内の不正には目をつむります。
もちろん、正しく生きるべきではありますが、
誰にだって必ず、実は小さな法律違反だったり、倫理的に外れたことを行っている可能性があり、
究極的には誰にも誰かに石を投げる資格など無い気がします。

だからといって、犯罪を見逃すわけにはいかないので、
特に税金を取り扱う政治家と官僚の方々の不正や汚職追及は正しく行われるべきだと思います。

人には、許せる範囲と許せない範囲があって、
おそらく人それぞれ、その範囲が異なると思います。

例えば、自分が勤める会社で何か倫理的、法律的にNGなことを知ってしまったとします。
許せる範囲であれば、大抵は目をつむって見て見ない振りをしてやり過ごすと思います。
けれど、怒りを覚えたり、深く傷ついたりした場合、
許せなければ、例え会社を敵に回しても戦うことを選ぶ人もいるでしょうし、
これ以上傷つかないように、そっとその悪から離れることを選ぶ人もいるでしょう。

不正や悪を、裁きの場に出せずに悔しい思いをしている人々がきっと数多くいるのだと思います。
不正や悪の定義は時代によって変わることもあると思いますが、
おそらく、年端のいかない子供が、怖い思いをして酷い目に合うことは、
時代を超えて、人々の心を揺さぶることだと思います。

陰謀論ではなく実際に、大きな権力によってそれら犯罪が裁かれない、
「なんでもやりたい放題クラブ」が存在しているのは確かだと思います。


その「なんでもやりたい放題クラブ」の犯罪の中でも、
一番深い闇が小児性愛者達による犯罪なのかもしれません。
 

2016年のアカデミー賞で作品賞を受賞した「スポットライト 世紀のスクープ」は、
<2002年、アメリカの新聞「ボストン・グローブ」が、「SPOTLIGHT」と名の付いた新聞一面に、
神父による性的虐待と、カトリック教会がその事実を看過していたというスキャンダルを白日の下に晒す記事を掲載した。
社会で大きな権力を握る人物たちを失脚へと追い込むことになる、記者生命をかけた戦いに挑む人々の姿を、緊迫感たっぷりに描き出した>作品です。

この頃は今と違って権力者達の闇を暴く記者が新聞社にいたんだなと思わせられます。
 

新聞は1日の命。
もっと人々の記憶に残さなければいけないということで、映画化されたようです。

この映画のエンドロールには、
性的虐待が行われていると疑われる教会の一覧がリストアップされていました。

しかし、このことは氷山の一角で、
もっとおぞましい、子供への犯罪行為が現在でも行われており、
トランプ陣営と「Q」は、汚職政治家や小児性愛者が多数住む沼の水を抜き、
しっかり綺麗にしてからもう一度アメリカという国を建て直す、
という壮大な目的があって動いています。
 

1月11日のサイモン・パークス氏の動画で、彼が「Q」に直接会った話をしています。
(サイモン・パークス氏のオリジナル動画、その動画を翻訳してくれている方の動画

1963年に「Q」が始まった時、200人の将軍が集まり、
10年、20年では達成出来ないかも知れないが、
時間をかけて悪と戦っていこう、と決め、その成課がいま出ようとしているとのことです。


いま、現在、今日も、いまこの瞬間も、
トランプ大統領と「Q」は決められたタスクに従って進んでいます。

一時的に軍が政権を管理し、全てを綺麗にしてから政治家達に権利を戻す、
沢山の議員(70%の政治家)が逮捕される可能性があり、大幅に人数が減った場合にも、
政治に混乱を来さないように兼務出来る人材を確保してきた、と言っています。
通貨制度を変更し金本位制度にする、などの話も出ています。

トランプ大統領が再選し、共和党と民主党も存続し、
という単純な話では済まなそうです。

いずれにしても、無計画な軍事クーデターではなく、
あくまでもアメリカの憲法に則った形で事を進められているようで、
トランプ大統領が出す声明は、すべて1つ1つ憲法に定められたレールから外れないように踏まれているステップであり、違憲にならないよう、隙の無い駒の進め方をしていると思います。

みなが想像もしくは期待しているような派手なことは起きず、
静かに事は進行しているようです。

次の重要な日、1月20日はもうすぐです。

「Q」の計画は、57年越しです。
トランプ大統領という沼の水に染まらなかった大統領を得て、やっと発動したのです。

流れてくる表面上のニュースに心惑わされず、
共和党支持、民主党支持、トランプ派、反トランプ派と分かれて、
互いに攻撃的になっていがみあったりせずに、心穏やかに、
すべての泥が綺麗に取り払われた美しい米国政治が行われることを祈りながら待つのが良さそうです。


*前ブログ「緊急アップデート」にもリンクを貼りましたが、いま起こっていることが軍事作戦であることを解説する動画に「Q」のシナリオ、目的が出てきます。日本語字幕付きのものがネット上に出てきましたので、再度リンクを貼っておきます。