芹澤 絵美

2021 12 Feb

物語性、ゲーム性の強さ


今週に入って収穫が始まり、毎日ヘトヘトです。
収穫は、ブドウを待っているワイナリーとの連携もあり時間勝負です。
なので、摘んで摘んで摘みまくる、という感じでほぼノンストップになります。

今日は、ピノ・グリという品種の葡萄を摘んだのですが、
ピノ・グリは、ピノ・ブランクとピノ・ノワールを両親に持つ交配種で、
ごく稀に、どちらかの血筋が濃く現れる房が見つかります。

多くは、一房真っ黒(ピノ・ノワール)か、一房真っ白(ピノ・ブランク)という風に、
房ごとで色が違うのですが、今日見つけたのはベリーが数粒ピノ・ノワールでした。


ワイヘキ島ではピノ・ノワール品種は育ちません。
なので、ワインとしてのピノ・ノワールが好きな私は、
こういうブドウを見つけるとちょっと嬉しいです。

 

さて、米大統領選関連ですが、
現在トランプ前大統領の弾劾裁判中ですが、TIME誌のスクープや、
バイデン大統領が搭乗したエア・フォース2もどきの件など、
細々話題に溢れています。

TIME誌について。
先週このTIME誌の内容をめぐって保守界隈ではかなり盛り上がっているみたいでした。
内容を簡潔に説明すると、米大統領選2020では確かに陰謀が存在し、
ある意味ではトランプ大統領の主張は正しかった、というものです。
ライターはリベラル派の記者で、彼女いわく、
この仕組まれた選挙の全ては”トランプの独裁を止めるため””民主主義を守る為”に行われた、
ということです。
主に計画を練った人物の名前も明記されていました。
そして、ビッグ・テックによるセンサーシップ(検閲)も概ね認めています。

全ては「正義の為」ということで、
正義の為であれば、現行の憲法や法律に違反しても良い、
という主要メディアによる新たな洗脳が始まったような感じがします。
 

トランプ大統領大好き派も、大嫌い派も、
結局はどちらの物語を信じるか、どちらに洗脳されるかという違いであって、
双方とも、なかなかよく出来たシナリオを作るなぁ、とこのTIME誌の内容を知って妙に感心しました。不正選挙があったことを認めて、正義のためと、そうきたか、と。


次は、トランプ氏がどれだけ独裁者か、
その支持者がどれだけ頭がおかしい陰謀論者か、という世論誘導を強め、
「みなさんどう思いますか?」と世に問いかける、という流れを作っていく気配を感じます。
 

現在行われている弾劾裁判も、裁判で流された映像を見ると、
トランプ大統領が暴動を扇動したように見えるようとてもよく作られています。
これを見て、「やっぱり煽動したのは事実」と思う人もいれば、
「メディア18番の切り取り編集で、またフェイクニュースを作ってる」と思う人もいます。

トランプ氏を支持したり、反トランプを支持したり、
行ったり来たり揺れ動く人もいれば、固い信念で動かない人もいます。
動かない人は、説得しようとしても逆効果の場合が多々ありますので、
洗脳のターゲットは行ったり来たり揺れ動く人でしょう。
このあたり、今まで世論を作ってきたのは主要メディアであることから分かる通り、
トランプチームよりも主要メディアのほうに利があるかなぁと思っています。

ただ、なぜここまでトランプ支持者が増え続けるのか、を考えたとき、
トランプ・チームが提供する情報の、「物語性の強さと魅力」がキーなのでは?と思っています。

テレビドラマや映画にヒットの法則があるように、
情報を信じさせる、惹きつける法則をトランプ・チームは抑えているように思えます。

私は11/4以降からトランプ・チームの動きについてキャッチ・アップしましたが、
人によっては3年前、7年前、とかなり前からこの”計画”について知っている人々がいます。
「Q」というミームがネットに投下されたのは3年前。
(スコット・マッケイ氏によると、これは軍情報部によるもの)

その3年前に”予言”されたことが、現在実際に次々起き始めていることから、
アンダーグラウンドから飛び出して、いわゆる識者や政治家にまでその物語が広まりました。
その当時から「Q」を知っている人々からすれば、数年経って突然現実化し始めたのですから、
とっても興奮したのが想像できます。更に過去のQポストを辿って整合性を見つけようと熱中した人もいるでしょう。

「Q」はクリアランス(最高機密に触れる権利を持つ者)のQという見解が主流ですが、
私はクアンタナム(量子)のQではないかと勝手に思っています。
数年前からネットに投下された「Q」の予言は、量子コンピューターによって予測された未来の断片なのではないかと。
そして、オリジナルの構想である量子金融システム(クアンタナム・ファイナンシャル・システム)も含んでいるのではないかと。
 

10の120乗あるチェスゲームの”場合の数”がすべて計算出来るように、
一人一人の人間の行動も、法律や法令に加えて、個人の生活パターン、思考パターンなどの情報を量子コンピューターに入力すれば、かなりの精度で行動予測が可能だと思っています。
NSAが使用しているハンマーとスコアカードを使えば上記情報のかなり細かいところまでデータ集積が可能だと思います。

このように、先の先まで分かった上で書かれている壮大なシナリオがあるのでは?
と想像させるのと、軍隊で使うような暗号めいた言い回しがあったりして、
つい面白い!となってしまいます。

あとはフリー・エネルギーやルッキング・グラスのような、
私たち一般人に知らされていない未知のテクノロジーが実は存在するのではないか?
それを一部のエリート達が独占しているのではないか?
そういう想像も広がって、宝くじが当たったらどうしようかな?という妄想と似たようなワクワクがあります。


もちろん、アニメやゲームにまったく興味が無い人がいるように、
地球上全ての人間が興味を持つことはあり得ませんが、
「Q」の世界的ブームを見ると、映画であればかなりの興行収入を得られるムーブメントに成長したと思います。
少なくとも、宇宙、U.F.O. 、アニメ、神社、スピリチュアル、自然の神秘、
というキーワードにワクワクしてしまう人々を惹きつける要素に溢れています。
一部の人々は、そのファンタジー性を「陰謀論」とまとめて論じているようですが、
でも実はここに決定的な強さの秘密があります。


「陰謀論」は長命なミームですが、「ニュース」は短命なミームだということです。
 

それが事実であれフェイクであれ「陰謀論や神話、伝説」と称される話は、
時代を超えて永遠と語り継がれる特性を持っていますが、
「ニュースや論評」は、ものによっては数時間〜1日、長く持って数ヶ月でほぼ全て忘れ去られます。
(余談ですが、中曽根康弘元首相の死亡のニュースは2016年、2019年、2020年と3回流れています。でも誰も疑問にしていません。そのニュースを忘れているからです。さすがに最後のは国葬だったので長めに記憶に残りそうです。なぜ3度も死亡ニュースが出るのかという点については謎です。追記:3度ではなく、2度のようです。2020年は死亡のニュースではなく、2019年に亡くなられた後、自民党合同葬儀を2020年に行った、というニュースでした。)


「Q」は長命ミームとなるべく設計された物語で、謎や神秘や不思議に満ちていて、
ある種の人々をとても惹きつけます。

私は謎や神秘的なものが好きな方ですが、整合性も割と求めるタイプなので、
今見させられているこのショーはいつから始まったのだろう?
どこからどこまでが芝居なのだろう?と考えています。

量子コンピューターを駆使した計算で、
何十手も先まで罠が仕掛けられ、ほとんど自動的にそれら罠が起動している、という説の信憑性は、トランプ氏本人が醸す”余裕”からなんとなく伝わってきます。

現在行われている弾劾裁判も、
もしも私人となった前大統領を裁判にかけることが出来るという前例が議会で作られたならば、
ブッシュ・ジュニア氏、クリントン氏、オバマ氏、まで遡って裁判にかけることができるようになります。

不正選挙
偽の就任式
私人への弾劾裁判

すべてシナリオ通りであえてこれら憲法違反となる行為をさせている、
という見方をしている人もいます。
ゴールを知らない人々からするとかなり理解しがたい回りくどいやり方に見えますし、
あまりにゴールポストを動かされると、実はただ単に不利な状況になっているのを認められず誤魔化しているだけなのでは?と思い始めてしまいます。


サイモン・パークス氏は、
「こんなショーを見させられて毎朝気分が悪いので、確実に緊急放送をしてほしい」と動画で度々おっしゃっています。

私は割と前のブログから少し書いていますが、
すでにほぼ全員が逮捕されているのでは?と思っています。
(ネットの”陰謀論ニュース”では、「逮捕&処刑済みリスト」なるものが出ています)

全員逮捕されて、しかも処刑までされているのなら、
最近のニュースや映像の中に出てくる当の本人達はなんのか?
ボディダブルなのか、ホログラムなのか、ディープフェイクなのか分かりませんが、
奇妙な就任式も、ロバーツ連邦最高裁首席判事が拒否した弾劾裁判にしても、もうすでに行ってしまったこと(逮捕や処刑など)への憲法に則った後付けとして、あえて憲法違反を犯させる茶番をさせているのかな?という風にも見えます。

この茶番が、ディープ・ステート側とトランプチーム側のどちらからの指示によるものなのか分かりませんが、どちらにしてももうちょっとちゃんと演出してあげればいいのに、と思ってしまいます。
バイデン政権は、質問に適宜答えられないサキ報道官含めとっても変です。
デラウェアに帰るのに、エアフォース2もどき(しかも飛行映像が無い)に搭乗したり、その際に本来5メートルと離してはいけない核のフットボールを持つ軍人が側に居なかったり、バイデン大統領を乗せた車がホコリだらけでタイヤもピカピカじゃなかったり、SPがジーンズ履いていたりと、何かほころびだらけで、どうもおかしい気がします。


この先どういう展開になっていくのでしょうか?
私はサイモン・パークス氏ほどイライラしていませんが、
たためない風呂敷は広げないで欲しい、とは思います(笑)
 

そのサイモン・パークス氏ですが、
最近の動画で、イギリスの新聞が報じる停電アラートについて話していました。
イギリスの大手新聞2紙を取り上げて、
「大寒波の影響で、電気、ガス、水道、通信手段が止まる可能性あり」と報じているようです。
サイモン・パークス氏は、遡ること6週間前に、トランプチーム側の情報を持つコンタクトパーソンからその可能性を伝えられていたので、この記事は、軍の逮捕行動を察したメディアが先に”大寒波のせい”と報じて先手を打っていると言っていました。
 

それから、シドニー・パウエル弁護士が起こしていた不正選挙に関する訴訟3つが、
審議に入る為に受理された、と昨日Telegramに投稿されていました。
 

囮捜査の選挙という前提があるにせよ、
不正選挙は確実に行われたわけですから、その裁判が始まるのは良いことだと思います。
今度こそ、バレット判事が最高裁判事に任命された意義が示されるでしょうか?

期待し過ぎずに注視していきたいと思います。

 

明日はシャルドネの収穫です!
おやすみなさい。