Rocky

2018 06 Feb

適正な価格とはいったい?

例のブランドがネットでPRをスタートしていたのでサイトを見ました。

前回もブログに書きましたが大きな疑問がありますね…。

以前のブログはこちら
↓↓↓↓↓


1つ目の疑問
まるで従来のアパレルがあたかも適切な価格で販売して無いようにPRしてるのはいかがなものか?

従来のアパレルとはいったいどこの事なのでしょうか?

架空のアパレルメーカーを基準にして…

「より品質の高い商品を今までと同じ価格でお客様に届けることができるのです。」

と書かれています。

えっ?今までとは?

「良く自社比較で最高の…」という広告は見ますが…ここはデビューしたブランド!

こちらより価格に見合った良質なものを提供している従来のメーカーはかなり沢山あります。


2つ目の疑問
中間マージンを排除とは?商社の事?まるで商社が何もしてないという理論なのでしょうか…。

グラフを見ると25%の中間マージンもとる商社は今どき無いです。いったい何処の商社なのでしょうか?

商社の役割を簡単に言うと、キャッシュフローや生産管理とすると、使わない場合は自社で代わりにやらないとです。

なら自社で行うコストは?

商社を外しても無給な社員がいなければ絶対に『ゼロ』にはならないのです。

3つ目の疑問
本気で透明性と真摯に向き合うなら「生産量」をオープンにしなければと思います。

以前のブログに書いたように生産量とコストはリンクします。

更に言うなら広告費などなど全て経費は?

笑い話しではありますが…某商社の役員のか方が「ウチの商品が他社に比べて価格競争力があるの社員の給料が安いからです…」と話していたのを思い出しました。

確かに製品の価格には社員の人件費なども関わって来ますからね…。

他社をあんに批判してPRするのではなくお客様に真摯に向き合って欲しいですね。

そんなメーカーと対極にあるようなストーリーハイブランド「オフホワイト」の伊勢丹ポップアップに行って来ました。


プリントTが軽く3万超え…

高いか安いかを判断するのは誰だと思いますか?

評論家やメディアじゃないです。

それはお客様です。

オフホワイトは売れているので適切な価格と言えます。

こちらのデニムは加工とパターンが素敵です!

例えば…ルイヴィトンを高いという人も居れば、適切な価格と思って買う人が多数いるから継続しています。

お客様に高いと指示されなくなればブランドは淘汰されて行きます。

例のブランドは果たして生き残っていけるのでしょうか?







おしまい…。