Rocky
2024
23
Aug
ユニクロ
スタートアップの起業家はエクイティで資金調達をする時にIPO迄のロードマップを作成します。
そこには当たり前ですが事業計画も作成しています。細かく要素分解された数字を一つ一つクリアして行く事でKGIに辿り着くようになっています。
決して絵に描いた餅では有りません。そんな甘い計画ではエクイティでは絶対に資金調達は出来ません。
大抵のスタートアップは最初の資金調達が出来ずに廃業します。仮にまぐれ一回出来てもラウンドが上がる毎に精度を求められます。
2回目、3回目とクリア出来ずに廃業して行きます。
定期的に訪れる資金調達はある意味で健康診断です。JAN8はこれまで3回資金調達に成功しています。
感謝感謝感謝です。
緻密に作成された事業計画の通りにJAN8が出来ているのか……残念ながら出来て居ません…。
これでは投資家の皆様に「嘘」をついた事になる…。
ここが今の自分にとって1番のプレッシャーです。
全て経営者の責任です…言い訳は無い…。
投資家だけじゃなく社員に対してもです。
かなり困難なIPOと言うステージへ向かって出向した船に自分を信じて乗船してくれています。
経営者の器以上に会社は大きくならない…。
そんな苦悩の日々がIPOしてからもずっと続くとIPOを経験した仲間が言ってました。
確かにIPOがゴールでは無いからなぁ……こんな苦悩の日々を続けてたら間違いなく早死にするなぁ……。
まっ、悩んでいても「やる」と自分で決めたんだから突き進むしかないです。
こんなに苦悩するのはアメフト時代に怪我してフィールドに立てない時以来かなぁ…。
もちろん着々とクライアントは増えていて、JAN8の取得したプロセスデータからクライアント3ブランドで伊勢丹本店の1Fでポップアップを開催します。
ただ足元を見て喜んでる場合じゃない……。
今まではかなりの確率で有言実行してます。
だから過信して甘く考えてたのかも…
そんな悩みから救ってくれた1冊です。
…絶対に立ち止まることが許されないレースが始まることを意味した。出口はただ一つ。上場によってまとまった資金を市場から調達することだ。 「上場できなかったら潰れる。そういう瀬戸際に、僕は自らを追い込んだんです。柳生正」
柳井さんは凄い経営者です。
考えて考えて…
勉強して勉強して…
実行して、失敗したら…失敗の原因を追求する。
どの経営者も当たり前だと思う事を誰よりも「深く」掘ってるんです。
そしてそして何よりもこの本で勇気づけらたのは…澤田さんが入社してから行った改善ポイントを毎日FAXしたところです。これが成長の一つターニングポイントだったと…。
まさにこれがJAN8で自分がやりたかった事です。
日々変化する店頭の声、お客様の声をきちんとデータ化して打ち手の確度をあげる。
現状の日報、週報、月報では個人的な主観が入ってしまいます。そもそも、一日5人接客して、20日出勤したら100人のVOCを取得してます。さらに100SKU以上ある商品と紐付けなんか出来る訳は有りません。
やはりJAN8は間違いないシステムです。現場に答えは必ずあります。実際に導入した企業は売上上がっています。
当たり前の事を愚直に深くやる…成功に近道なんか無いですね…。
必ずIPOさせます!
おしまい…。