山中 健

2018 20 Feb

第二の化粧品売場

今回のパリ・ロンドン出張で実感したのは、百貨店では第二の化粧品売場開発が広がったということです。日本流の視点で見れば、百貨店は制度化粧品が中心。セルフ化粧品は、ドラッグストアやスーパー、バラエティショップが中心でした。しかし、自然化粧品や新たな解釈のフレグランスが増え、高級セルフ化粧品の人気が広がっています。

改装したパリ・プランタンメゾン館、ロンドン・リバティでも、ラグジュアリーブランドを中心とした制度化粧品とは別の売場が出来上がっていました。

プランタンメゾン館は入ってすぐに、セルフ型の化粧品売場を開発。居心地の良い環境は、性別や年齢問わず滞留できる雰囲気が広がっています。地下には、ベジーなイートイン&テイクアウェイのコーナーも設置しています。

ロンドン・リバティも、メインエントランスを入ったところに化粧品売場が。こちらはクラシカルな内装に沿った、インショップがシームレスに集結しています。

日本での百貨店でも、ライフスタイル型コスメや自然派化粧品の売場が2階以上に出来るケースが出来ています。化粧品を新たな解釈をして、販売することが増えてることを感じる次第です。

◆プランタンメゾン館

◆リバティ

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