六本木 真弓
2019
07
Nov
次世代ベンチャー企業
日本の某ベンチャー企業が今話題となっている。
「2019年、NEXTユニコーン調査」(日本経済新聞)において、企業価値ランキング2位(推計企業価値1218億円)日本初グローバルのユニコーン企業として期待が高い。
海に流れる『プラスチック』ゴミの量が2050年までに海の中にいる魚の量を上回ると言われているなか、プラスチックに代わる新素材「LIMEX」(ライメックス)が開発された。
石灰石『LIMESTONE』、無限の可能性『X』を付けて『LIMEX』。
「LIMEX」の主原料の「石灰石」は、世界各地の埋蔵量も豊富で、日本でも100%自給自足できる資源。
紙とプラスチックシートの代わりに『LIMEXシート』、プラスチックの代わりになる『LIMEXパレット』がある。
<LIMEXシート>石から生まれた名刺
<LIMEXパレット>半透明のクリアファイル
「LIMEXシート」の製品としては、名刺、タグ、ショッピングバッグ、ポスター等への利用。
石灰石から生まれたLIMEX名刺は耐久性、耐水性に優れており、紙で起こりやすい手切れや指切れがしにくいといった機能性も備えている。
「LIMEXパレット」の製品としては、レジ袋、ゴミ袋、クリアファイル等としての利用。
そして、「LIMEXシート」から作られた製品は、再度砕いて再び固めることで、また、新たな製品が生まれると言う。
「サステナビリティ革命で、日本から世界の価値観を変えたい」と、前向きなベンチャー企業のこれからが楽しみだ。
㈱六本木事務所