生地 雅之

2024 16 Dec

大阪エリア

大阪エリア

 

10月中旬に掲題エリアに行ってきました。

1)イオンモール日根野

天王寺からJR阪和線で日根野までここから関西空港と和歌山まで電車が分割されます。日根野駅から北に徒歩10分程度でイオンモール日根野があり、2層で1Fの真ん中が専門店ゾーンで、食品と衣料品が左右に分かれています。2Fには日用品とキッズリパブリックです。

このように1Fが左右に分割した売場は他にもありましたが、同じGMSなら販売応援もできません。効率が悪いのみです。

 

2)そよら金剛

日根野から三国ヶ丘に戻り、南海高野線で三国ヶ丘より数駅先にある金剛でおり、北に徒歩数分で新しくできたそよら金剛があります。当日は駐車場で近隣の高校生らしきブラスバンドの演奏イベントが開催されていました。そよらはイオンリテールの最近推しているネーバーフッド型食品メインのスーパーなのですが、中々大型GMSよりも効率的なのです。そこら(デべが下手な野村不動産に丸投げ)よりも数段ましなのです。

 

3.近鉄ハルカス本店

近鉄百貨店は自ら本店以外は百貨店でないと表明し、地方店はこれからどんどんと業態変更していくのでしょう。(まともな戦略です)

今回は本店のレストランフロアにできていた「24世紀ラーメン」を食べにきたのです。ラーメンそのものは醤油ラーメンで好みなのですが、白ゴマが掛っておりゴマは黒でも嫌い(するのも食するのも)なので、殆ど残して帰ったのです。レジで何故「24世紀なのか?」と聞きますと、オーナーが「24世紀まで継続できるラーメン屋を目指して名付けた」との事らしいです。

実は衣料品も数百年先にはスプレーを体に掛け、思い描いた色や形になるものが開発されているの  ではと半分冗談で考えており、そうであ                     

れば24世紀にはラーメンもうどんも蕎麦もなく、チューブ状のものか注射か錠剤を少し食するのみでお腹いっぱいになるのではと思ったりす。 

きるかどうかは別ですが、

話を戻して近鉄百貨店はフランチャイズ事業を手掛け、100億円以上の売上を確保しています。売上・利益の大半は成城石井であり、ビアー

ド・パパのシュークリームなどは手間暇かけるビジネス(個数をオーダーされてからクリームを入れて作るのでありデパートらしいのですが、だ

から利益率も低いのです。

 

4(HOOP

近鉄本店横にあるFBなのです。最近地下にバル(食)を作り、1Fに古着屋を入れたので、見に行ったのですが、バルはともかく1Fはそう魅力はないのです。

 

5)アンド(&)

HOOPの奥(本店の反対側)にあるのですが、上記HOOPと何が違うのか、カインズを導入し成城石井もあり、場貸しであるので2つに割る必要もなく、最初から一つにすべきでしょう。今一つお客様に差が判り難いのですが、作り手は当初意図が別だったのでしょうが。

 

6)そよら河内松原

阿倍野橋から近鉄電車で数分の河内松原からバスで数分の所にある新堂町に出来た掲店ですが

  、内容は上記金剛(街中)と同じです。但し郊外店であり、横には大型の車屋さんがあるのです。

 

7)リノアス八尾

近鉄河内松原から近鉄道明寺経由柏原駅から徒歩10分弱にある堅下駅(近鉄別路線)で大阪方面に戻る方向で数駅にある、近鉄八尾駅から2Fのペデストリアンデッキで繋がった駅から僅かのFBなのです。取り立てて満つべきものはなく、リニューアルしたとの事なので見ましたが、どこがリニューアルしたのかわからないほどでした。

 

8)アリオ八尾(IY八尾)

上記リノアスからペデストリアンデッキで繋がっているアリオ八尾ですが、なんとペデストリアンデッキが、リノアスからでビルを4つほどと幅広い道路1本を飛び越し外側にあり、イトーヨーカドー(アリオ八尾)までの長いペデストリアンデッキなのです。いままで多くのペデストリアンデッキを見て通ってきましたが、このペデストリアンデッキは半端ではなく、間のビル(いくら商業施設ではないとは言え)が良くOKしたものです。

話を戻して、アリオは商品量も他のアリオやヨーカド―よりも商品が同じでも質も高く、アダストリアのコラボの「FOUND GOOD」は質が低いですが、雑貨以外はまともではなく、作り過ぎなのかヨーカドーの商品よりも半額500円均一での処分が目立っていました。

もっとひどいのはイトーヨーカドーの紳士・婦人物もパジャマであり、全面プリントはともかく、イトーヨーカドーとプリントされており、閉店ラッシュと売却されそうなので、破れかぶれでバイヤーが作ったもののようです。

 

9)枚方モール

近鉄八尾から鶴橋に戻り、JR環状線で京橋で京阪電車に乗り換え、枚方市まで。その東口(新しくできたらしい)から出たら目の前に出来た駅連結の枚方モールなのです。外側には枚方Tサイトがあります。

テナントは一般的ボリュームラインであり、取り立てて新しいものはなく、面白味もないのです。

経済紙に最近同じような商業施設が乱立との記載がありましたが、小職のように全国の商業施設を見に回っている人は少なく、地域密着のマーケティングができていれば問題はないのです。

 

10(イオンスタイル伏見桃山」

  京阪電車の枚方市から西口のアーケード付き商店街を1~2分進み、左側に出来たイオンの小型店   

です。夜遅いからか、サラリーマンの帰りに寄って帰る店にもなっています。

 

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。

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