生地 雅之
ほど遠いGMSの衣料品事業の復活
本日(10月3日)にイオンリテールの店を見てきました。
なんと、衣料品中心に10月4日~期間限定で半額や10%OFF、500円引き等の予告表示をしているのです。
また、ビジネスフェアでは「スーツは2着目(高い方)半額」とまで、お客様は半額が妥当と見抜いています。
これでは誰が定価で購入されるのでしょうか?
ヨーカドーもそうですが、値下げ販売が恒常化していたのですが、その価格も期間により割り引いたり、戻したりのHIGH&LOWし、お客様からの価格の信頼性などは全く無視しているのです。
SC展開のタイムセール常套のチェーン店も同様ですが、外資では3着目無料まで、
GMSの衣料品の再生は、
1.価格への信頼を取り戻すこと
2.百貨店商品ほどではないにしても、ボリュームゾーンのセレクトショップよりも良い品質なので、そこをアピールすること(感度ではない)
3.コンサバ・ベーシックについては、ターゲットに合っていれば問題はないのですが、それが良く見える編集になっているのか?
4.売場構築がお客様にとって、見やすく、買いやすくなっているのか?
5.売上を確保するに適した商品と必要量の見極めのできるMD(マーチャンダイザー)の育成
この3~5は百貨店でもできていないことも多いのが実態ですが、(百貨店でも5は必要)
また、この目標を設定して、ここまで到達させるには、道順を間違わない事が重要です。
GLOBAL-WORKの復調は内部改善の徹底に尽きるのです。つまり、店頭のセールを順次縮小しながら、在庫の持ち方を適正化しているのです。店頭はセール商品のウエイトが見た目は変わらず、うまく量の縮小しているのです。
この逆で苦戦すると思われるのがRIGHT-ONであり、一気にセールを圧縮しているのです。いままではセールで売上を作っていたのですが、一気にお客様が来なくなり、営業利益率が良化しても、売上額が減少して、総額の営業利益が確保できなくなり、削減しにくい固定費の重みに埋没する可能性があります。
売場は見た目が酷いのに利益を上げている企業(HONEYSやユニクロ等)、売場は綺麗なのに苦戦しているような企業(ラルフローレン、GAP等)、両方ともひどい企業(あえて企業名は出しませんが)と、両方とも素晴らしい企業の4種類あるのです。
理想は両方とも良い方がなのですが、2番手は営業利益が取れている企業です。儲けなくては永続性がないので、いくら売場が綺麗でも存続できないのです。
話を戻して、GMSの衣料品事業の低迷は、弊社HOME-PAGEのREPORT欄を遡って一読下さい。
原理原則は全く不変なのです。いかに自社にとって正しい道を歩き、徹底して精度を向上させていくしか道はないのです。お悩みならいつでも。
現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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