生地 雅之

2022 04 Apr

店頭リサーチ「イオンモール千葉ニュータウン中央」

掲店に平日行ってきました。北総線の果ての駅前(日本橋から浅草線~京成線~北総線で1時間弱)のイオンモールなのです。過去から数回訪館しているのですが、何時も閑散としています。改札口を出て右に見えるのですが、徒歩5分弱という傘の必要な駅前立地なのです。3館が連絡通路(GMSとモール棟の2館は2Fのみでなく3Fまでも)で繋がっており、入館すればそう不便は感じないのです。

陸の孤島なので、近隣在住の買い物難民の助けになっているようで、テナントは都心のFBほど大したレベルではない(安価なセントラルブランドショップがメイン)のですが、撤退店も殆どないのです。駐車場は大きいのですが、土日でも埋まっている事は無いようなのです。3館は線路に平行に並んでおり、駐車場館のみ駅に近い方が並列で、駅に遠い方が直角(線路向けに)に繋がっているのです。

3館の駅に近い方からGMSのイオン(1F食品+2F衣料品+3F子供関係∔住居関連)です。2館目はモール棟で専門店街なのです。3館目が大型テナントメインのドン・キホーテ、ヒマラヤ(スポーツ)、3Fがシネマなのです。駐車場はモール棟の駅と反対側にもあり、多すぎるのです。当初は広域商圏を意識したのでしょうが、現実はこの駅近辺の住民のみの様です。北総線の運賃はつくばエクスプレス線のように高いので、来館は定期を持っている人と徒歩や自転車利用客に限定されているようです。

この館の課題は来館数なので、自動車のよる来館客に対してのプロモーションの徹底に尽きるのです。研究学園のイイアスつくばの駐車場は平日でも軽自動車で多く(近隣の主婦の買い出しでしょうが)埋まっています。現在はチラシのみでなく、TVCMも安価になり効果的ではないでしょうか?GMSとしてはセントラルバイイングは基本で商材のローカライズ展開を前提に、プロモ―ションのローカライズのために、徹底した顧客分析が必要です。これはイオンモール全館とイオン(GMS)全店に言える事ですが、


現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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