先日表記の館に行ってきました。JR常磐線亀有駅前の徒歩5分程度の好立地なFBです。2Fの歩道橋からの流入か車での来館がメインであり、1Fへの引き込みはそこそこですが、3Fへはいま一つ弱く感じます。レストランを１Fの外側につけずフードコートのみにし、3Fにレストランを設計すれば良かったのではないでしょうか？

1フロア面積はそう大きくはないのですが、3層で売場面積はしっかりとあります。両サイドには核店舗を配置し、奥の3層の核としてイトーヨーカドーがあり、手前には1FはユニクロとH&Mで、２Fにはロフトとタワーレコード、3FにはシネマコンプレックスのMOVIXがあります。1Fの奥のヨーカドーの半分にはフードコートとし、中央の外側にレストランを配置しています。

駅前でも環七に面しているので、駐車場も2000台と車社会を物語り、なおかつ駐輪場としても2000台を確保して、近隣の顧客を大切にしたいとしている事が覗えます。

ショップブランドは背伸びしていなく、等身大で地域密着型となっています。

問題は駅との間にイトーヨーカドーが存在し、何故この場所にイトーヨーカドーを核店舗になる館を作ったのでしょうか？モールとGMSの母体は同じなので、シナジー効果も計算できたはずなのですが、意図がわかりません。昔のそごう八王子、橋本、柚木そごうのように他社に取られるなら、1+1=1.3程度でもよいとの発想なのでしょうか？3店とも閉店しましたが、

駅側のヨーカドーは閉める予定なのでしょうが、ここは資金に問題なければ、早急に駅側をアリオにし、上層階を駐車場、下層階をイトーヨーカドーとして中間を専門店にしたアリオの再構築が適しているでしょう。現在のアリオの場所こそマンションにすべきで、駅から帰宅する人を固定客にした商業施設の再構築が望まれるでしょう。

是非とも、健全なる商業施設運営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。

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