1月26日（日）に表記の館に行ってきました。

ヨドバシ梅田タワーの中に昨年11月16日にOPENした8層のファッションビルなのです。

テナント数は191店舗ですが、B１F～５Fはヨドバシカメラが占めていて、テナント部分は狭くなっています。横長でそう大きくはないのですが、迷路のように感じられます。但し、エスカレータの位置は使いにくいのです。

テナントはセントラル的なお店が多く、グランフロントのようなFBとしては少しグレードの高いお店は少なく、面白味には欠けるのですが、当然ですが、競合がなければ安定した売上は見込めるのではないでしょうか？　しかし、コンサバな阪急三番街などとの競合も多いので、如何に館の特徴を出せるのかが課題でしょう。

この地域には百貨店が3店舗と関西商圏の中心なのですが、百貨店層以外のお客様も沢山勤務されていたり、近隣に住まわれているのです。その顧客層には中間的なFBが比率的には少なく、このターゲットへの狙いは正しいとは思いますが、他の商業施設との差別化が課題となるでしょう。わざわざ来館の必要性は？目的買い的なヨドバシのみの集客では無理でしょう。

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。

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