生地 雅之

2020 28 Sep

軽井沢・プリンスショッピングプラザ

8月9日(日)に掲店に高速バスで行ってきました。1週間前の予約時は往復とも数名程度の席が当日満席に埋まっていました。

高速道路は行きは3時間弱の予定が4時間、帰りは3時間弱の予定が3時間30分と渋滞に巻き込まれました。

昨年秋にも行きました.。別会社の高速バスで日帰り往復しましたが、渋滞もなく予定通りの時間での運行でした。

 

4年位前にラグジュアリーエリアが増床され、総面積は変わらないのですが、中央の広場が縮小され店舗数も多くなり、高級ブランドから安い(あまり安すぎる店ではなく)価格帯のブランドまで揃えられ、1層の売場とはいえ、広すぎる感は否めない事実です。

 

今回は多くのお客様に溢れ、業界でいうところの「百貨店層の顧客が流れている」のは明白です。しかし、ラグジュアリーショップがそう混んでいるのではなく、ラルフローレンやふとんの西川、TUMIなど一部のショップのお店は閑散とし、KATESPADE等はここでは混雑した状態だったのです。最近人気のBALENCIAGA等もがらがらであり、コロナの多少の影響もあり、ラグジュアリーブランドでも波が見られるようです。

 

この軽井沢アウトレットは西武が運営している事もあり、また観光地という立地もあり、お店の格はそう低いものは少なく、エリア全体の活性化も目指し、無料循環(1周約1時間弱)バスでの近郊地域の活性化にも寄与しようとしています。

 

来店客は家族連れも多く、年代も30歳代もそこそこでベビーカー、ワンボックスカーも多々見受けられました。駐車場は駅前のため有料ですが低料金であり、この時期は17時以降無料と地域宿泊客へのメリットを出していました。ショッパーを持つ人も多いのですが、1つ程度であり、過去の状態までは戻っていないと見受けられました。

エリアもイースト、ニューイースト、ガーデンモール、ツリーモール、ウェスト、ニューウェストも万遍なく込み合っていました。特にニューイーストゾーンのタウンユース的なショップは人が多いのです。

 

アウトレットの造りは他の商業施設(SC等)と異なり、通路の片側にしかお店がない構造なので、片面のみで見難いのです。他の施設(SC等)はお店の入口の向かい側にもお店があり両サイド見られるのです(百貨店やFBは当然)が、ここは一周すると通常のSC等の倍の距離を歩かせられる(通常のSCで吹抜けがあるのと同様)のです。勿体ない作りなのです。米国のアウトレットの構造をそのまま真似たようです。日本に合わせた造りの方が、売上も取りやすいでしょう。今後のアウトレットに期待します。

 

現在は自館がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自館は何をすべきかが問われているのです。

 

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。

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