生地 雅之
湘南エリア
2月下旬に掲エリアに行ってきました。どこからどこ迄湘南と呼ぶのかは不明ですが、地域には車だけではなく、企業や倉庫迄湘南のオンパレードなのです。個人的にはそぐわないようなものまで。JRの駅名ですと、藤沢、辻堂、茅ケ崎、平塚辺りまでか?大磯や北側までも相当すると思われるようなのですが、藤沢は北側に湘南ゲートモール(元藤沢小田急)があり、西側に湘南モールフィル(ダイワ)があり、辻堂には北側に湘南テラスモールという立派な商業集積があり、向かいにLUZという湘南の名称を付けた小さな館もあるのです。
茅ケ崎にはラスカ(神奈川県のJRの駅ビル、茅ケ崎のみではないが)があり、駅に一番近いIYの外側(北)にはカニ張りを気にしないイオン系の3施設があります。平塚はJRの南西側にAVEという食品スーパー(ヤオコーの子会社)が、湘南倉庫という場所にVIVAHOME(アークランズ埼玉本社のDIY)とヤマダのテックランドを誘致しているのです。北側にはららぽーと平塚があり、バスで20分程度の場所にイオンがアウトレット平塚を作ったので、激戦区といえます。
下記の2店舗(AVEと湘南モールフィル以外は過去に小職のブログ(アパログ)に記載しており、割愛させて預きます。
1) AVE(食品スーパー)+VIVAHOME+ヤマダのテックランド
平塚駅南口からJR線沿いに徒歩10分強(車社会)の湘南倉庫を抑えてAVEが、VIVAHOMEやヤマダに又貸ししているのか?場所は駅に近い道路側をAVEが確保し、その裏(駅に遠い方)にヤマダとその後ろにVIVAHOMEを配置しているのです。本来なら多層階に作り、2社に貸すようなのですが、建物もすべてVIVAやヤマダの好きに作らせているようなのです。
しかし、AVEは首都圏の西部中心に、展開しているEDLPの食品スーパーなのですが、現在のイオンのセルフレジ同様、「〇〇ができません、XXができません」というような否定的な対応をしているようで、反消費者的でこれからの時代に対応できにくい印象でした。
他社にもまねの出来ないオリジナリティを持っているのならともかく、総菜や弁当も扱っていないような状況では将来はどうなるのか?展開商品もヤマダとVIVAHOMEのカニ張りも整理せずに展開しており、庭の園芸土などもバッティングやカニ張りもやむなしのようです。他に買うところがないエリアで独占的であったのでは、と思える戦略なのです。
2) 湘南モールフィル
藤沢の北側を西へバスで5分程度のJR線沿いのダイワ系の商業施設なのです。入居テナントはたいした事はなく、ABCマートやオリヒカがTOPクラスなのです。
4層であり、4Fは駐車場であり、フロアガイドは僅かながら残っていました。1Fはダイワロイヤルハウジング(DIY)と食品スーパーのSANWAを両核に2Fはとトイザらス&ベビーザらスとノジマ&パシオスを核にした作りで、3Fは催事場と記載されているのに、フロアガイドには記載もなく、ほとんど駐車場でした。近く(辻堂)に大きいグレードの高いテラスモール湘南(住商アーバン)があるので苦しいと思ったのですが、休日であったのかファミリーが多く、それなりに地域密着できているようでした。
現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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