生地 雅之
2019
02
Sep
実現できない経営戦略
経営者の中には実現できない経営戦略を描くか、描かせる人がいらっしゃいます。
頭でっかちであり、こうしたいとの思いは重要で否定しないのですが、どう実現するのか、如何に推進していくのか、いつまでに達成するのかが明確になっていないことが多いのです。それも丸投げまで、、
まずは自分でやれるのか、やれなくてもやれる人を見つけているのかが重要なのです。
自分での設計が初めにあり、それを部下にやらせるようにするのなら、理解できるのですが、
どのようなGOALで、どのような道程を歩むのかによって、出来上がる姿も異なるのです。
お客様にとってそれが必要なのか否か、またお客様が欲しいと認識していなくても、その後に欲しいと感じさせることができれば十分にビジネスになるのです。潜在需要に掘り起こしなのです。顕在需要のみでは物足りないのです。
最近の大手小売業のデジタル戦略は、まったくお客様を理解されていない現実を見せつけられるのです。別のアパレルの新ブランドも「思いつき」以外の何物でもないように見受けられます。既存ブランドの活性化ができないのに新ブランドが成功するはずもないのです。
現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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