生地 雅之
そこら南行徳の三井住友銀行
9月24日に掲店の地下1Fにテナントとして三井住友銀行が入居しました。この館は過去にはダイエーであり、その後イオンが地下の食品スーパーをメインに全館運営していましたが、経営が厳しいのか野村不動産に運営を丸投げし、B1Fの大半をイオンの食品スーパーが陣取り、B1Fの残りにイオン薬局を含むグラムビューティとお菓子のまちおかやお酒のカクヤスや冷食専門店、雑貨屋等が入居していました。維持できない店は続々と退店し、カクヤスも本年10月末に退店し、1Fのユニクロ+GUと2Fの西松屋、ダイソー位が安定し、現在話題の子供の遊び場もアソビニックパークに、入れ替わる始末です。
小売テナント運営の不得手な野村不動産のテナントリーシングがまずいのか、イオンとしては集客に弱い店を上手に野村に渡したといえるでしょう。行徳近辺ではダイエーショッパーズ新浦安や旧マイカル妙典もイオンに変換したものの、上手く運営できていないので、常に閑散としています。その時にも提言しましたが、店名のみの変更でなく、店員さんも半分位はダイエーとイオンを入れ替える位を提言したものです。いまだに「いらっしゃいませ」の挨拶が全員ではないのですが、やっとできる程度なのです。何年掛っているのか?
ダイエーの社員教育が最低イオン並みにでも。
表題に戻って、三井住友銀行が窓口付で入居したものの、営業時間は通常店舗同様で15:00までなのです。
物販テナントはその商業施設のルール(営業時間や営業日等)に合わせる場合が多いのですが、銀行のルールと商業施設のルールのいいとこ取りなのです。
街中のATMは手数料は高くても、夜遅くまで開いており、イオンの中では21時までで閉店するので、入れないのです。
また、営業時間外に売場に出来たばかりなので、街中のATMとの違い(同じなのか、どう違うのか?)を質問を投げ掛けたのですが、応じたスーツ姿の方は営業時間や出来る事を把握していなく、「しどろもどろ」の回答でした。銀行員ではなく、バイトか?\\
イオンリテールが丸ごと運営している「そよら」は多店舗展開し続けており、野村に運営を委託しているような「そこら」は増えている様には見えません。日吉の「そこら」は物販が少なく、イオンも薬局程度しかないのです。
家賃さえ貰えればという経営をしないところが、野村よりイオンリテールの運営の方がましなのでしょう。イオンスタイルというネーミング多様が、イオンタウンのネイバーフッドタイプとの棲み分けや新浦安のカニ張り等が今後の課題にもなってくることでしょう。
現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
弊社へのご連絡は、HOME-PAGEのお問合わせより、お願いします。