生地 雅之

2019 21 Jan

年始の店頭リサーチ-3

年始(1月4日と5日)に下記のお店に行ってきました。

お客様目線のコメントであり、事情は忖度したものではありませんのでご了解ください。

 

1.イオ越谷レイクタウンSC

久しぶりに時間をかけゆっくりリサーチしました。入替のテナント数も少なくなり、安定しています。正月とはいえ、朝から家族連れで賑わっていました

 

2.イオン越谷レイクタウンアウトレット

1年前にも記載しまそたが、イオン越谷レイクタウンSCは朝9時から営業しているのに、ここは10時からで、敷地内に行くまでの連絡通路(2本とも)10時開店と記載や表記していないのはいまだにいかがなものでしょうか?

 

3.イイアスつくば

少し落ち着いてきたのか、朝からの来館が少し少なく感じてきました。帰り時点の駐車場にはそれなりにいつものように軽自動車中心に埋まってきていましたが、5

4.ららぽーと柏の葉

作り(構造)の悪いのは今更仕方がないのですが、別館に無理やりショップを入れるよりも、オフィスビルやマンションにした方が安定した収入になるのでは、、

 

5.おおたかの森SC

このエリアでは唯一顧客層の質の高いお客様が多い館です。

構成が素晴らしいには食品が2店舗入っているのですが、手前がヨーカドーで、奥がタカシマヤフードメゾンなのです、反対ならもっと良かったでしょうが、

 

6.ららぽーと新三郷

学生からシニアまでエイジ幅のあるお客様層を確保できているので、これからいくらでも施策は打てるようになるでしょう。

イオン越谷レイクタウンが近くにあるのに健闘していると思われます。

 

 

7.セブンパークア

陸の孤島であり、柏駅から路線バス約30分か、我孫子から無料シャトルバス位しか交通手段はなく、ほとんど車です。駐車場は大半地元ナンバーです。

適度な広さであり、テナントもグレードがそう高くはなく地元密着型です。

他のアリオもこの位地元密着にできれば、、

 

8,イトーヨーカドー柏店

上記セブンパークアリオ柏の核店舗のイトーヨーカドーにもサイズ切れで並んでいましたダウンパーカが、掲店では在庫ぎっしりあり、過去の常務営業本部長にも申し上げていましたDBにも(DBだけではないのですが、MDすべてに)大きな課題を残しています。

 

イオンも含めGMSの衣料品やリビング商品も、食品でさえまだまだやりようがあるのに、自力では出来ないから排除しているのです。

もっと他力を借りれば良いのですが、借りる他力を判断できる目線もなくなっているのでしょう。マーケティングやマーチャンダイジングから教えて貰う(知恵を買う)のですから、やらせるような意識では無理ですが、、(家庭教師はお金を払って、教えて貰うのです)

 

GMSは今の内に

  1. 自店その固定客の買い回りを増やす事、
  2. 次にその固定客と同等の周辺新規顧客に向けたアプローチ(コンテンツを変えずに対応)但し、良い商品も沢山あるのに、不要な商品に埋もれている実態からの脱却が最優先
  3. 次にメインターゲットエイジへの直球のPB開発(仕入物はその進捗に合わせて)

テイスト軸、グレード軸を揃えた衣食住ワンブランドにて、世界感のある売場構築とともに

この順番で数年かかっても施策を準備して手を入れないと、施策失敗を繰り返したり、食品のみに逃げ込むGMSの未来はありません。出来ないと考えているのでしょうyが、、

 

9.MODI柏店(マルイ)

駅からの導線はほとんど稼働せず、地元の商店街客のみの対応になっているようです。

それならそのようなテナントにしても、、

 

10.マルイ柏BAT館

駅隣接ですが、ファッション店は閑散としており、話題のタピオカのお店のみ行列です。

集客と売上の在り方(関係性)を考えさせられます。

 

11.柏高島屋

エイジの高いお店ですが、そろそろ百貨店層の次世代客(隣のステーションモールのようなFB客ではなく)を意識する必要性が出てきているように見受けられます。

 

 

12.柏高島屋ステーションモール

掲店は本館との差別化もでき、ラグジュアリ―も館を分けて展開し、メインはより地元密着型と飲食にシフトしていてバランスの良い構成です。FB客のSTOP-THE-TOKYOも、、

後は集客と売上をバランス良く出来る施策に妙味があれば、(閉店そごう客はあてにしない)

 

13.イオンモール船橋SC

東武野田線新船橋駅前一等地にありながら、東武野田線自体の利用客が少なく、この駅の利用客もまばらです。地元在住客のみの館です。いつも閑散状態です。地元の住宅ローンがある程度終わるまでは、モールの専門店もいま一つで、館としての集客に知恵が必要です。

 

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

 

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。

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