生地 雅之

2022 27 Mar

店頭リサーチ「綾瀬・北千住地区」

毎年恒例の新春の店頭リサーチが始まっています。既に3月ですので年始ではないので、通常の店頭レポートに戻しています。

173.イトーヨーカドー綾瀬店
平日仕事の帰りに千代田線綾瀬駅前の掲店に行ってきました。昨年後半にイトーヨーカドーの一都三県の主なお店をほぼ網羅する位訪店したのですが、お店は昔(5年以上前)から比べて質(売場構築・商品レベル)の低下が否めません。昨年後半には既に低下し現在もそのままですが、過去はイオン(GMS)よりも高い位置で素晴らしい部分も散見されたのですが、今や風に飛ばされた風船のように方向性を見失ったままの状況に見受けられます。今春異動されて来られた衣料品責任者の方がどのように手を入れられるか期待するものです。

このブログにも過去に記載しましたように、食品出身者が上層幹部になり、衣料品や住居関連に精通していない方が指示を出している事も課題の様です。そのカテゴリーに精通していなくとも、指示はできる筈(精通している社内か外部を側近に付け、儲けられるかの判断のみ自分ですれば良い)なのですが、少し前からのたまプラーザ店や大和鶴間店、木場店の衣料品や住居関連(どちらも食品に比べ低迷しているので、合体させ「ライフスタイルストア」とのネーミングにて)のリニューアルを見ても改善どころか改悪になっているのです。

この「ライフスタイルストア」のネーミングはイオンも後追いし、両店とも上手く回っていないようです。この件は過去のブログの店頭リサーチ内に提言済(ネームを変えても基本はNG等)ですので、ここで止めますが、

174.マルイ北千住店
掲載店は地下に食料品を、1Fにフードコート等をレイアウトしたマルイであり、このコロナ禍では食品を展開しているので、集客はそこそこです。但し、上層階は今一つでしたが、

175.ルミネ北千住
ここは隣の丸井が割と地域密着ができているので、他の勝ち組のルミネとは異なり、駅ビルでもありJRの改札が直結となっていても今一つです。

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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