生地 雅之
イオンモールいわき小名浜
先日土曜日に時間が取れたので、表記の館に行ってきました。水戸から常磐線でいわきまでの2/3程度(約1時間)の泉駅からバスで30分程度の郊外にあります。先日の三井アウトレットパークの北陸小矢部のように駅前にも掲店の周りにも全くなにもありません。陸の孤島そのものなのです。
泉駅の一つ手前(水戸寄り)の駅から、高校生くらいの地元らしいカップルがJRに乗ってきました。目立つ服装をしていたので覚えていましたが、彼らも同じ泉駅で降り、イオンモール行の路線バスを待っていました。そのバスを待っている人たちはほとんど同様のカップルか女性のみのグループばかりだったのです。
このような客層なのかと思いきや、行って見て全く異なることに気が付くのです。館内には小学生高学年の子供の手を引いたファミリー層ばかりで、彼らの多くはショッパーを持っているのです。また駐車場にはいわきナンバーの車だらけで、如何に地元客が押し寄せている館であることを物語っているのです。これこそ「陸の孤島」で、買い物難民のよりどころなのです。
来るときに見たカップルはたまたま小職が泉駅まで帰る時の路線バスでも一緒になったのですが、ショッパーを持っていなく全く何も買っていないようでした。メインのお客様は車での来館であり、小職がバス停で見た高校生らしき人は遊びに来ているだけで、お茶しているか食事しているばかりなのです、勿論それもお客様なのですが、、、
過去にTVで地方出身のタレントが若い頃のデートはどこでとの質問に、ジョイフル本田とのコメントであったと同様なのでしょう。
館は2Fから4Fの3層であり、そこそこの広さもあり、しかしGREEN-PARKS-TOPICやikkaやグランドグローバルくらいしかファッションのお店が少ないのです。勿論館の顧客層に合っていない店は今一でしたが、、、しかし、来館のお客様はまだまだこのクラスのファッション目当てに来ているようで、この館で洋服を探していて、他の館に比べても圧倒的にそのタイプのお店は込み合っているのです。
テナント企業各社は出店の可否に際し、エリア調査等をして、民力などを調査しての出店の可否を決めているのですが、その時点での判断を否定するものではないのですが、現実は机上の判断とは違う事もあるのです。出店不要と判断した人が自分の目で見直し、もし出店すべきと考えられたら、それまでの自分の判断を間違いと自ら認められるのでしょうか?
決定したことだからと放置して企業の利益を損なう事があっても良いのでしょうか?勿論判断が正しい事も多いでしょうが、異なる事もないとは言えないのです。
自らの判断を覆せるのかが、自分自身の判断を自ら否定できるかが問われているのです。「固定概念にさいなまされていたのは自分でした」と昨年11月にGINZA-SIXの件でマスコミに吐露されたJFRの山本様は素晴らしいの一言なのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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