生地 雅之
年始店頭リサーチ①「神奈川県東海道線沿線
恒例の年始リサーチが始まりました。(前年同時期のブログと比較して見てください)
一昨日下記の店頭をリサーチしてきました。
1. ららぽーと平塚
HPに年始の営業は9:00からと記載されていましたので、いつもより1時間も早く出かけました。しかし、HPの年末年始の営業時間の一覧表は携帯では小さくて読みにくく、実は18年始のものでした。早とちりでした。
しかし、同様な方が、9時にはららぽーと湘南平塚の各入口にそこそこの人が並び、小職に9時でしたよね?とたずねてくるのです。その時も携帯では9時と記載を確認し、ららぽーとがどうした?と考えていたのです。夜に会社に戻り、PCの画面で確認したら、18年始の一覧表だったのです。
結果9:45に15分前倒しして入れてくれましたが、別の入口の警備の方は、またこちらに連絡もなくそのような指示を部分的に出しているのかとぼやいていました。(メインの入口は9:45に開くのに、他の入口はメインからのお客様の入場時の混雑が一段落した後、順次開けるとの事でしたが、混雑もないのに10分程度待たされていたのです。運営者は混雑の度合が理解できていないのか?他の商業施設の混雑ぶりを参考に見るべきでしょう。
この件はPCでこのような年末年始の営業時間等の検索をしていると、過去に検索回数の多いURLが上位に表示されやすいとお聞きしたものですが、何の理由か消せないとのコメントでした。
この様な事例は過去にもあり、三越日本橋のスーツ2着セールの開催日が曜日とずれていると過去に指摘させて預いた時には、上記同様だったのです。何とかならないのでしょうか?ECのプロに処理して預きたいものです。
小職の早とちりはともかく、最新のデータが即見られる仕組みを作る事はお客様視点での対応ではないでしょうか?
結果この館はゆっくりリサーチできずに早めに切り上げざるを得なかったのです。元旦の商業施設は夕方早めに閉店するので、予定のコースが回り切れないからなのです。勿論駅からバスで5分とは言え、都心の方には不便な立地であり、元旦の朝とは言え閑散状態でした。
2.テラスモール湘南
それなりにお客様が入っていました。
3.LUZ湘南辻堂
テラスモール湘南の向かいにある商業施設で、生き延びる事がマストに見えます。
1Fの食品スーパー(R・GENKI)だけが、テラスモール湘南の1Fに入っているサミットよりも地場スーパーの強味か価格も安く、地元の方達からも評価(利用)されているようです。テラスモール湘南のサミットの方が混んではいるのですが、それ以外はガラガラです。
4.横浜そごう
百貨店は元旦休日が多いのですが、そごう・西武のみ元旦営業しているのです。元旦初日はやはりめちゃ込みで、何故小売業が元旦休むのか全く不明です。イオンは郊外住宅地でも一部の店は休んでいるのです。
1日(単日)のお休みでは帰省もままならず、通常の週休程度なのです。お店が営業しているとトラブルの連絡まで、売場管理者(営業部長)クラスまで入り、ゆっくりした休日とはならないようです。本来は連絡無くても回るようにしている筈なのに、知っていないと不安になるようですが、知らないと上司からの叱責もあるのでは?。よって、元旦には営業し、年間一番売上が少ない日を選んでの全館休業にすべきではないでしょうか?
5.ラゾーナ川崎
百貨店とは客層が異なるFB(ファッションビル)やSC(ショッピングセンター)も同様に元旦営業すべきなのです。この館はすごい集客なのです。勿論、他のSCと比べて駅前という好立地ではあるものの、普通じゃない集客の努力をされているのでしょう。ここもめちゃ込みなのです。
6.ららテラス武蔵小杉
駅ビルなのに、ステーションスクエアと隣接しており、掲館が開いているのに、ここが閉まっているからなのか、閑散としています。ららぽーと系は元旦営業しても、ラゾーナ以外は今一つの様です。
7.グランツリー武蔵小杉
やはり、百貨店層はSCには来ないのです。2Fに西武のテナント(一部編集)売場があるのですが、全く閑散としているのです。セブンの創始者の鈴木氏が百貨店でも、FBやSCでも、GMSでも、コンビニでも何処でも何でも買えるようにとのコンセプトが間違っているのです。
銀座のユニクロTOKYOにセオリー等が展開されているのと同様で、カリスマTOPは金の食パンやフリース等をヒットさせると何でもできる勘違いして顧客視点を忘れるのでしょうか?
8.イトーヨーカドー武蔵小杉店
休日のないGMSはいつでも買えるので逆に閑散としており、食品売場やスポーツブランドの催事以外は何時もと同様にがらがらなのです。生活者のインフラを守ると称して、MDや効率等を考えない(力技の経費削減のみ)売場構築から、一度脱却を試みて頂きたいものです。「ライフスタイルストア」とのネーミングは素晴らしくても、何処がライフスタイルなのか?
9,フーディアム武蔵小杉店
過去に訪問した時には店の壁面の看板はグルメシティであったのですが、本体のダイエーがフーディアム事業部に名称を変え、店名も徐々に変更しつつあったのでしょう。
小職がこの店をフーディアムとしてその時の感想をこのブログに掲載した時に、そのコメントに専門家がこのようにいっていると賛同された方がいらっしゃって、他の方がこの店をフーディアムと記載しているので、「地元の人ではないから信用できない」と揶揄された事があるのです。地元の人であろうとも、目線の無い人であれば真理を見抜けないのですから、
小職のこのブログはトラックバック(他の方のコメント)ができないように、小職の意思でアパレルウェブさんがセッティングされているので、全然違う方のブログのコメントに上記内容(地元の人ではない)を記載されていたのを見つけた事があるのです。そのブログの方には迷惑だったでしょうが!
10.池袋西武
上記4の横浜そごう同様にめちゃ込みです。
現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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