生地 雅之

2025 14 Apr

提言

1,    ゴミ袋
最近気になることがあり、行政に問い合わせをしています。
東京都中央区のゴミ袋は指定していなく、コンビニやスーパーで売られている半透明のビニール袋です。某市のゴミ袋は市が指定しており、認定番号まで袋にPRINTされています。
某市での販売価格が中央区の3倍以上なのです。質は確かに厚く破れにくいようなのですが、捨てる(燃やす)ものなので物価上昇の折、価格は安い方が良いとは思うのです。
行政に問合せしたところ、最初は認定(指定)していないとの回答があり、2回目に袋に(認定)PRINTされていたことを指摘すると、質等は認定しているが、価格は勝手に作成し販売している業者が決めているので、価格の認定はしていないとの回答でした。
談合はともかくとして行政が他の行政が何をしているかの知識もなく、このように行政は生活者の立場や意見を聞いても、おざなりの回答を繰り返すのみで、真剣に対応している様には見えません。昨今のトランプ関税もそうですが、政治(法律)が変わればビジネス(利益)の源泉も変わるのです。

2.茨城の食品スーパーのセルフレジ
イイアスつくば(住商アーバン)に先日訪問した際に、カスミで数点の商品を購入した時に、セルフレジを使用したのですが、自分でスキャニングして支払いするのは、ダイソー等と変わらないのですが、セルフレジを出る時に、レシートを再度スキャンしないと出られないのです。勿論、技術が発展していないうちに導入したので、古いままだろうと推測しているのです。
しかし、セルフレジはお客様に負担をかけ、お客様にやって頂いているので、僅かと言えど何だか(僅かでも)の値引きがあってもしかるべきではないでしょうか?
イオンでは毎月15日にGGDAYと称して55歳以上の人にはAEONCARDの人に5%OFFなのです。GG(シニアサービス)はいつの間にかイオンの戦略の柱から消えていますが、サービスは一部継続されているようです。
CO2削減のポリ袋の有料化は当然で仕方ありませんが、紙袋迄有料化するのはいかがなものか?ユニクロが先に有料化したので、雪崩の如く各社有料化に踏み切っ たのです。

3.「GUがアンダーカバーと新ラインを」と発表がありました。
ユニクロとジルサンダーの二の舞か?ユニクロはコラボと称して、有名デザイナーとのコラボを過去から仕掛け、有名デザイナーも経営が苦しいのか、飛びつき一息入れているのでしょうが。生産数を圧縮し、「売れた売れた」とマスコミ受けするようにしているのです。せめてJWアンダーソン並みの生産数量で売れたのであれば、
ファーストリテーリングは過去からこの手法であり、先日のマリメッコとのコラボは僅か数品番だったのです。これでもコラボと言えるのでしょうか?
ジルサンダーとの契約はオンワード樫山に喧嘩を売り、とうとうオンワードはジルサンダーのアパレル販売の契約を終了していますし、本国のデザイナーも交代しましたが、勿論ユニクロが原因かは未定ですが。
コラボの商品はユニクロ価格であり、安く設定しているのである程度は売れるのですが、購入したお客様がそのブランドを理解されて着用されている様には見えません。
もしFRが著名デザイナーのブランドを高額で売れるなら、ユニクロ(元プランタン銀座)でのセオリー等ももっと売れてしかるべきでしょう。セオリー単体が売れていないので、FRが力技で高額品が購入できない・されない、ユニクロが売れる店に展開しても、来店顧客がその商品を理解しない人がメインの店では売れるのは難しいでしょう。
FRはマーケティングの不備は明白なのです。経営の勝ち組がやっている事はすべて正しい訳ではないのです。(VPの方法や、売場構築もしかり)

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
弊社へのご連絡は、APPAREEL-WEBのお問合わせより、お願いします。

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