生地 雅之
イオンモール太田リニューアル
5月のGW初めに4月19日リニューアルしたという掲店に行ってきました。
どこがリニューアルしたのか、わからない位なのですが、
いつもの縦長のフロアガイドもなく、A4よりも小さいぺら1枚に
表が1F裏が2Fの図面に赤字で囲ったWEST-MALLが記載されており、
ここがそうなのかと理解しました。(リアルで見てもわからない位)
この方が判り易いフロアガイドなのです。
1Fは最初から作っているレストランのような、メインストリートに
見えなくしているレストランの作り(ラウンド型)であり、
レストランはなく、ペットやアパレルショップを並べているのです。
2FこそFOOD-FOREST(イオンモールのフードコート)があるのです。
アパレルショップもこの地図ではリーズナブル(安価)なブランドショップのショップ名
(RIGHT=ON、HONEYS、COEN、MEDOC、WEGO、COCA、GU等)が大きく記載されており、
逆にONWARD、無印、GODIVA(アパレルではないが)等も大きなロゴの表示なのです。
イオンモールもこのエリアのマーケティングができていると思われるのか不明ですが、新規店を大きく記載しているのか、何を推したいのか?
このフロアマップは判り易く、いつものA4程度の4つ折りのものよりも、判り易いのです、理由は従来のものは平面図に番号のみ記載してあり、欄外に番号とショップ名を記載してあったのですが、
最近のリニューアルモールでは平面図にショップ名と番号を記載し、欄外に番号等を記載しているものや、文字が小さくなるものは平面図には番号の記載も外しているのです。
(イオン越谷レイクタウンも)、
従来のものは字が小さくて見にくい処か、確認しないと判りにくいのです。(最近のフロアガイドの担当者は売場経験者か店長が確認か?)
イオンも戦略からはGG(グランドファーザーやマザー)のお年寄り向けを外したものの、
リアルの既存顧客はまだまだお年寄りなのです。
全包囲網で何か問題でもあるのかは不明ですが、
現場にいる店長や売場のマネージャーこそがお客様を正視しているのです。
(現場がすべて=経営とは異なるのですが=三現主義)
売場にしかHINTもお金も落ちていないのです。見つける知見(知恵)と拾う体力があれば、
いくら小売業の規模TOPとはいえ、Z世代やα世代に急に眼を向けても
一気に確保ができないものなのです。百貨店がPBを即できないように、
自社・自店が売りたいものを、お客様を作り呼込、売れるのは過日から提言していますように、伊勢丹新宿本店のみなのです。すべてではありませんが、
まだまだイオンモールもリテールも既存顧客の実態を把握し、適した売り場構築、顧客の行動に即した売場レイアウト、商品レイアウト、販売体制(無人販売)が取れるのですが、できればもっと売上が確保できるのです。
その前に、コトよりもモノの強化(バイヤーとMDの育成)が最優先され、その両輪こそ、「小売業の成功への道」なのです。
このレベルが一気に下がってきているのが、「無印良品」と「ヨーカドー」なのです。布帛のみさがっているのが「ユニクロ」なのです。
急には回復しませんので、コツコツ地道の改善を継続すべきなのです。
良い企業はできてから公表し、一概に悪いとは言えないが、やる前に公表し、結果はできてないのが一般的です。
マスコミが後追いしてフォローしていないので見えていませんが、
小職は時間が掛っても結果を見ているのです。
現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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