生地 雅之

2021 29 Jan

年始リサーチ⑩

昨日(1月28日)に下記の館に行ってきました。

お客様目線のコメントであり、事情は忖度したものではありませんのでご了解ください。

 

1.イオン新浦安

食品売場はそこそこ込み合っていましたが、その他のフロアはガラガラです。

勿論、昨年秋にOPENしましたワークマン+でさえ、

 

2.テラスモール松戸

全体的に込み合っていましたが、やはり1Fの食品売場のあるフロアはそれなりに。

 

3.イオンモール柏

体的に閑散としていました。

 

4.アリオ柏

OPEN当時は「陸の孤島」であり、近隣の買い物難民でごった返していましたが、一段落着いた現在は、緊急事態宣言の第2弾もあり、閑散としており、特に3F等は秋店ナントも多く、EVENT-SPACEとした表現で、テナントが埋まらない状態が続いています。

 

年始リサーチに入り、コロナ下では空きテナントも多いのは仕方がないのですが、昨年6月に閉店したお店から、それ以前の閉店店舗の張り紙もあり、今まで好調なデベロッパー事業も陰りが見えてきているようです。

 

要は小売業である限り、物販の安定性以外には維持できないのですから、買取や委託、消化、定借などの条件は何の関係もありません。よって、数回前のブログの「コトからモノへ」の移行が重要になってきているのです。

 

昨日のアリオ橋本のイトーヨーカドーで投げ売りしていたPBのビジネスエクスパートのスエードの靴が、1000円であり、本日のアリオ柏のイトーヨーカドーでは3900円となっており、店毎の最終的な価格の統一は出来ていないのです。

最近のユニクロもそうであり、色によって価格を下げたりしていて割と的確な値下げは妥当なのですが、店毎に残り具合が当然異なるので、品番と色で店毎の価格にばらつきが起きているのです。安い価格のため店間移動(移動すれば物流費で赤字)を掛けない単価なので、起っているのです。

 

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

 

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。

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