生地 雅之

2018 22 Oct

ダイバーシティ東京プラザ

先日表記の館に行ってきました。りんかい線東京テレポート駅5分の好立地なSCです。1フロア面積はそう大きくはないのですが、9層で売場面積はしっかりとあります。駅近くでもアーケード付きの通路なのです。少しアーケードが足らなく、雨に打たれるのは今一ですが、

 

2Fがメインフロアであり、1Fは入ってすぐにコンビニで、後は駐車場です。コンビニ横にエスカレータがあり、2Fがメインです。ショップブランドは等身大で地域密着型となっています。3Fも同様です。両サイドには核店舗のH&MやZARA,やGUがあり、一般的な構造です。

 

4Fはほとんど改装中であり、5Fもファッション系であり、6Fはレストランであり、6Fの一部と7Fの大半はROUND-1です。7Fにはガンダムベースがあります。8Fは利用不可、RFは都会の農園です。

 

2Fの奥にはフードコートがあり、その間を縫ってZAPP(コンサートホール)があります。

過去にも記載しましたが、フードコートの中央にメイン通路を作るとは食べているお客様の心理を全く無視した造りなので、せめて擦りガラスの壁でも立てるべきでしょう。

 

これはららぽーと新三郷も同様であり、作ってからではそう簡単に移設はできない水回りのある飲食なので、最初の設計段階が命なのです。ここ数年はお客様の見た目のグレードを下げたくないので、フードコートを上層階に、レストランは低層階にレイアウトしているのと、食べているお客様を他のお客様の目線から避けるために、メイン通路のほかにサブ通路を作り、その両サイドのレストランを配置するケースが増えています。この館はそう古くないのに残念です。

 

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

 

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。

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