生地 雅之
大宮エリア
最近掲エリアに行ってきました。
1. 大宮門街(カドマチ)
JR大宮駅東口徒歩5分程にある行政運営っぽい施設です。駅側がWESTと称して6Fまであるものの空床エリアが多いのです。EASTは4~8Fまでが行政で、日曜日訪館しても閉っていました。全体的には閑散としており、行政が運営すると殆どこうなのです。
2.大宮高島屋
いずれ立川高島屋SCのようになるのでしょうが、8Fには郵便局があります。地方郊外店には利便性で郵便局がある百貨店もあるのですが、一応ここは首都圏の大宮なのです。
過去より自前の自主編集的な売り場が多かったのですが、5~7Fはテナントを導入していました。百貨店ゾーンは地下の食品から3Fまでです。最近訪館しているGMSと何ら変わりがないのです。何が違うと言ったら、デパ地下、デパコスを有しているか否なのです。
よって、店名に百貨店の屋号を残す事は百貨店名を棄損しているので、もっと屋号を大事にし、明確に違う事を証明し、小さくても区別できるようにして頂きたいものです。この方向しかないので、皆同じになるのでしょうが?他にアイデアもなく、やらざるを得ないなら体力のあるうちに早くFBやSCに業態変換すべきなのです。勿論FBやSCの売上は平均300億円以下なのですが、安定利益の家賃で営業利益額(率)は現在より上回るのです。
これに転換している間に新規のビジネスモデルを構築する時間を生んで頂きたいのですが、これに甘んじてそのままになっている企業の多い事。この館も勿論閑散としていましたが、
3. 大宮ルミネ
まだ潤っていました。場所が駅上のルミネ1と東口にルミネ2と西口にルミネWESTに3か所に分かれ、ルミネとつける事で何とか維持できているようです。もし。屋号がアトレやエキュートになれば出店社も逡巡して現在の売上は確保できないでしょう。屋号がどれだけブランド価値を付けているのか?
4.イオン大宮西口店(元ダイエー地下)
前日ダイエーの地下がイオンリテールがビジネスを継承すりとHPでみて、見てきたのですが、現在の駅前立地に食品スーパーを誘致されれば、中々の利便性を誇るのです。
銀座INZ3に「食品ス―パーを」と提言していたのですが、結果マロニエゲート2(元プランタン銀)の地下に食品スーパーを誘致されたので、手遅れでしたがここも同様に一般的な食品スーパーです。
5.大宮そごう
大宮で唯一まともな百貨店であり、埼玉県でのラグジュアリーブランド(一部)のある店舗なのです。浦和の伊勢丹は会社方針でラグジュアリーに場所をショップで渡さないし、隣のコルソの一部を借りていたのを家賃軽減のために返却するようですが、。本店同様に対応しては地方郊外店はなりたたないので、独自の路線を店長に一任すべきでしょう。
ここは企業ぐるみでファンドの買われたのですが、池袋本店の動向次第という待ち状態です。池袋の全館リニューアルが来年まで延び、化粧品売り場と最近食品売り場のみOPENしたものの最悪状態で、有名ラグジュアリーも撤退です。千葉も最悪の一途を辿っており、JRの立地の良さで、ペリエに食われるのは自明の理です。後は横浜ぐらいか?横浜マルイにユニクロが入店するようですが、掲店はまだ頑張って維持しているようです。
6.イオンモール北与野
大宮駅西口からバスで10分程度の郊外店です。大きいのでつかれました。閑散としていましたが、
7.コクーン(さいたま新都心)1・2・3
最近リニューアルしたらしいのですが、どこがしたのか全く不明で、従来通りに見えました。
現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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