生地 雅之
浜松エリア
12月初旬に掲エリアに行ってきました。
1)そよら浜松西伊場店
浜松駅から遠鉄バスで10分程度にあるイオンリテールの食品中心の小型店なのです。沿線道路の1区画裏側にあるのですが、立地的には問題ないのです。手前にユニクロがあり、その後ろの駐車場を囲んで、2棟のそよらがあるのです。手前の棟は1Fが子供の有料の遊び場で子供600円大人300円なのです。2Fはダイソーが入店しています。奥の棟に1Fにイオンの食品が、2Fにテナントも大体々2層にする必要もなく、1層で横長か、3層の店でもよかったのでしょう。子供の遊び場の料金も逆にした方が子供が入れば、親はついてくるのでしょう。
入口も福井のそよら福井開発同様向かって左側にあり、右側に作るべきでしょう。人間は右側から入って時計と反対回りに歩くのですから。お客様がもっと心地よく入店され、心地よく滞在(長居)できるのですから。西友のように「目的の物が即見つかり、即買える店」ではやっていけないのですから。
2)イオンモール浜松志都呂
上記西伊場店より遠鉄バスで、浜松駅の反対側に10分程度にあるイオンモールなのです。2層でありでかい(横に広い)のです。子供関連売場には当初固定できるつもりで、柱巻にステイショナリーと記載していますが、最近のおもちゃ売場増加傾向に見舞われ、玩具が多く並んでいました。売場は(特にGMSは)柔軟に変更できるように。
数年間売場の拡縮はできにくいのですから、売れるものが判っていない現在 リニューアルは何年後か?
3)イオンモール浜松市野
上記志都呂から一旦浜松駅にバスで戻り、志都呂と反対側に遠鉄バスで10数分先にある掲店ですが、3層で通常のセントラルな専門店が並んでいます。しかし、地元の専門店も「パパの普段着」という店があり、このような地方郊外モールで成り立つのでしょうか?拘りのある店こそ、都心部で成り立つのですから。
例えばハニーズやライトオンなどは地方郊外店でやって行きやすいのですが、ピンクラテ等こそ都心部の店なのです。
経営面はハニーズが順調なのにライトオンが行き詰まり、ワールドの支援を受ける状態なのです。何が違うのかというとマーケティング力とMD力(特に売場構築力)の差なのです。商品はどちらもベーシックなのですが、ここ数年ベーシックのみでは維持できず、デザイン物を取り入れないと売上が苦しいのです。ハニーズの1店舗におけるマネキンの多数活用と、ライトオンとの差は?「お客様に見せたい・売りたいものを見せる事」をハニーズは実践できているのです。
FRのユニクロとGUの差と同様なのです。
ユニクロはベーシックで、売場のVMDも今一ですが、他を圧倒するモノづくりの1本足打法によりまだ維持できているのです。
いずれ無印良品のようにこのままだと苦境に見舞われそうですが、
現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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