生地 雅之
素晴らしい戦略の見直し
4月11日の業業界紙に大手GMSの中期計画の見直しが、発表されました。
新規出店を抑え、既存事業の見直しに取り掛かったのです。先週のこのブログの「イオン越谷レイクタウンのリニューアル」を見ても、新規店よりも既存店の手直しの方が投資経費も少なく、営業収益と営業利益を確保できる所に目を向けたものです。
大手企業が一度作成・。発表した計画を見直しすることはめずらしい事ですが、経済環境を見ながらの経営スタンスであれば、当然のことではあるのですが、大手になればなるほどなかなかできる事ではありません。素晴らしいの一言です。
この企業は過去に戦略の一つにGG(お年寄りを大事にを大事にする戦略を公表していたのですが、それまでのTOPがZ世代やα世代に目を向けないと弊社の将来はないとの思いを発言したら、「右になれ」になり、GG戦略を経営スタンスから外したのです。それまではそこのお客様で売上や利益を取っていたのですが。ら
現在の経営者が総帥の考え方よりも自分の色を出して来た証左なのでしょう。素晴らしいの一言です。まだまだ経営にはOB役員の意向を組むケースも多く、ゴルフ場での死横断は日常茶飯事でしょう。某百貨店の大手企業は現役の経営方針に口を挟まない立派な企業も存在するのですが、、その場合結果が出ないと即入れ替えされるでしょうが。
併せて公表の赤字店の閉鎖も。これは対岸の企業(大手GMS)を見ての判断なのか?
小職のブログに過去記載しました、「GMSに不足の事」に記載の既存店として精一杯やっているとの思いからなのでしょうが、まだまだ及第点のレベルには程遠いのです。
要は自社内では改善が難しいのでしょうが、どうありたいが明確であれば、そこに到達するために必要な知見を買えば良いのですから。買える判断できる目線が最低必要不可欠なのでしょうが。その人の教育から始めないと。
現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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