生地 雅之

2021 30 Nov

百貨店の再興1 マーケットインからの脱却

百貨店は何時からお客様の背中を追うようになったのでしょうか?
昔は憧れの場所であり、行く事そのものが憧れでもあったのです。
今やバイヤーは「お客様の声なき声を聴く」というお客様への提案(潜在需要の掘り起こし)が見えなくなり、声を聴いてからの提案(顕在需要対応のみ)をしなくてはならない状況に陥っているのです。

もっと、バイヤーはこのような店に行きたい、このようなコンテンツ(どちらもお客様が意識もしていないが、ご紹介すると欲しいと感じて頂けるモノやコト)を提案していただきたいものです。
要は、お客様の前を歩き、お客様が信じてついてきていただける状態には何時になれば戻るのでしょうか?(暖簾への憧れはいずこへ?)
そのために、何が欠けているのか?無理と思う前に出来る事は本当に何もないのでしょうか?是非具現化していただきたいと願ってやまないのです。

 

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
弊社へのご連絡は、HOME-PAGEのお問合わせより、お願いします。