生地 雅之

2018 07 May

自分の信じる目

過去も現在も、自分自身の目線や意見を持たないで、マスコミや風評で人を見たり、モノを述べたりしているケ―スが多いのです。

マスコミや人の意見がすべて正しいのでしょうか?その声に影響され自分の判断にして答を出した場合は他人のせいに出来るのでしょうか?

 

全て自分自身が責任を負わねばならないのです。そうであれば自分の目や判断を信じて答を出さなくてはなりません。

他の人が99人反対されようと、自分一人でもNO!と言えるのでしょうか?勿論自分自身に答を持たない場合は保留ですが、、このような環境に自分を置くと強くなれると思うのです。

 

前職でアパレルのメンズ企画生産とメンズ営業しか経験もないメンズ部長である小職が、担当の新ブランドの営業課長にレディス営業で課長から降格になった先輩を課長に抜擢したのです。社内で降格された人は復活出来ない当時の風潮を覆し、常に再出発できる会社にしたかったのです。

 

しかし、1年後に答が出ました。その人は課長を任せられない実力だったのです。

その課長の部下がハッピーになれなかったのです。営業マンとしてはともかくマネージメントできなかったのです。レディスのその人を降格させた取締役の目の方が小職の目よりもが正しかったのです。

 

彼は入社以来レディスの営業の道を歩んでおり、一度も小職とは関わりのある業務やプライベートの付き合いもなかったのですが、小職は彼を抜擢する前から「小職とは仕事をやりたくない」とコメントしていたのです。後で判った事だったのですが、、、

当時もそうなのですが、小職は上記の様な環境でも、99人がYESでもただ一人NO!と言えるような仕事のやり方であったので、強引というイメージだったのでしょう。実際は今でも「来る者拒まず、去る者追わず」なのですが、、

 

言いたい事は「小職は人の風評を真に受けて、関わりの無い人の評価をしない」という事であり、そのような評価をされる人とは、お付き合いしたくないと言う意味なのです。

実際このブログの店頭リサーチも、自分の目線で見てきた事のみを自分の意見で記載しているのです。皆様も同様とは思いますが、、オピニオンも「新聞によりますと」ではなく、、各企業のTOPクラスとのネットワークでお聞かせ頂いた実態を書ける範囲で、持論を交えて表現しているのです。

 

マスコミの評価に踊らされる事もなく、可笑し事は可笑しいと言える業界にしないとお先真っ暗になっているのです。勿論様々な意見もあり、他の意見を聞く姿勢を持ちお聞かせ頂いた上で、自分の考えががすべて正しいとは思ってはいませんが、自分の目線を信じて発言、行動しているのです。自分の判断で聞けた事を他人のせいにしたくないからなのです。結果が出ないのは自分が悪いと思うべきなのです。

 

是非とも、業界全体も斜陽産業とならないように、各企業が健全なる経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。経済環境が緩やかに変化しているのに、自ら適応できなくなっている事に早く気付いて頂きたいものです。

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