生地 雅之
阪神百貨店第1期OPEN
先日表記のお店に行ってきました。OPENに駆け足で見た時よりもじっくり時間を取り、部分的でしたが、自店顧客に密着した関西らしい地に足をついたMDと、意図を持ったフロア構想を確認できました。
現在OPENした部分はかなり面積の小さい部分ではありますが、完成品が推測できます。
地下の食品は阪神らしく地元のお客様に愛されているお店をちりばめ、1F食品はパンやワインに特化したゾーニングであり、カテゴリーに特化した売場になっています。
阪神なら今回のように、食品を大丸東京店のように2層に構成するにはぴったりのお店です。
地下には東梅田側に離れてのスナックワールドも、今までの阪神の顧客に商品内容は併せながらも環境は居心地の良い状態に変更したことは素晴らしいものです。
要は気張らないでいられるのですが、利便性は現在および未来に合わせているのです。
例えば、トラッド好きの人にはクラッシックのラルフローレンのウッディな造りに身をうずめたrら心地よいのですが、通信機器はスマホを容認し昔のウッディなダイヤル電話までを要求していない事と同じなのです。
他のフロアは全容ではないのでコメントは難しいのですが、各フロア特長的な編集売場な面を構築しています。しかし、ファッションフロアは話題の雑貨等の面でしか見えず、リビング売場の「ハッピーテーブル」のみフレッシュに感じたのはいかがなものでしょうか?
2Fの外側のテラスは「素晴らしい」の一言に尽きるのですが、グランドオープン時には風雨に強い寛げる場所に変化させられている事を期待しています。
他のフロアはグランドオープンまでにその時以降に魅力的な提案をして預きたいものです。勿論館全体のコンセプトの統一感を持たせた表現で、、
要はこの店がお客様にとって居心地の良い場所になれば、サイトと違って滞留時間が長くなり結果売上が付いて来るのです。
現在の一般的なサイトは滞留時間が長ければ売上が高いと同義語ではないからなのです。
その為には、上記一つ一つの部分最適も重要ですが、全体最適も重要なのです。
現在は自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自店は何をすべきかが問われているのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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