生地 雅之
人材と人員
10月30日の業界紙に人材不足の記事が掲載されていました。内容は人手(人員)不足です。
ここ数年人手不足は業界も話題になっており、
販売員不足は目に余るほどで、各社はワンオペ(シフト制なし)や時短、休日増加に向かって動き始めました。
果たして、内容を把握しての対応なのでしょうか?
人員斡旋企業は販売員をかき集め、働く人の都合に合わせて仕事を紹介することなど柔軟な対応を取り始めています。
果たして、それが妥当なのでしょうか?
正月休暇を始め、忙しい時ほど給料を上げるべきで、正月手当などの復活も視野に入れた対応が望まれているのです。需要と供給のバランスです。
それには儲けられる企業への転換が望まれているのです。儲けるには「人」なのです。
人手よりも少数でなくても精鋭の切れる人材が必要不可欠なのです。自分の置かれている立場を理解し、自分の能力を把握し、適材適所に身を置く人こそ、自分の能力を発揮できる人材(企業によっては人財とも)なのです。
「自分を知る事が自身の成功へ導く近道」と言えるでしょう。
11月4日付け経済紙にヨーカドーの再生についての掲載に、「ヨーカドーいつ目覚める」とのタイトルです。サブタイトルに「自前主義の限界」とも
自前主義が悪いわけで見なく、企業としての理想の設定とできる「人」の育成ができないだけなのです、百貨店のPBができないように。、
「自分のなりたい姿」とは、「自分の成功(人それぞれ)」を夢見て、そのための研鑽をやり、成し遂げる事が寛容です。仕事を始める前にその仕事が「自分にとっての良し悪し」を把握・判断できる人がどれくらい存在するのでしょうか?体験しないと判らないとは言わないが、体験が一番手っ取り早く判断できる道であることは、残念乍ら否めない事実なのです。
人事異動の激しい企業では、人の能力を見極め、「適材・適所」ができているのでしょうか?人事や上司がその方の能力を見極め、適した職場に配置出来ているのでしょうか?
勿論、そのポジションに自分より向いている人が存在すれば別ですが。それを下回る人はそれを認識してそれを上回るための努力をして、ONLY-ONEかNO.1になることが望まれているのです。なれない人が大半ですが、
現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。
是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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