生地 雅之

2023 14 Jan

イオンスタイル東淀川

昨年12月中旬に掲店に行ってきました。阪急淡路駅から商店街を抜け、市街地を歩き、15分程度の幹線道路沿いに出来たお店魔のです。2層であり、1Fは食品が2/3程度で、残りが日用品なのです。2Fは衣料品が2/3を占め、残りが住居関連商品(ホームコーディ)なのです。

最近見たイオンタウンやイオンスタイル(この2つのネーミングの区分はいまだ不明ですが)のお店の中では一番ゾーニングがまともに見えるのです。食品売場には冷食もありそれなりなのですが、いかんせん駅から遠く不便(通勤の帰りには使えなく、この近辺にお住まいに方のみか)なのです。近隣住民にとっては本当に便利なのでしょうか?

1Fのテナントはタリーズコーヒー、イオンバイク、イオンリカー等があり、2Fのテナントにはサイゼリア、美容院、ほけんの窓口、歯科医院、メガネのPARIS-MIKIやアスビー、洋服のお直しのママのリフォーム等があるのです。

この様な「陸の孤島」の出店が可能な場所がある間は、出店で生き延びるのでしょうが、限界に到達した後はどうなるのでしょうか?1月11日の日経MJにイオンの通期は好決算であり、イオンリテールも上期は大幅改善(赤字縮小)との記事があり、通期も期待できそうなのです。

イオンの財務・経営管理担当の執行役員の江川氏が改善の旗振りをされた様ですが、自社(イオンリテール)の中での自力改善ではない様なのです。誰かが「こうしろ」と言わない限り、改善に手はついていないのではと思われるのです。少なくとも言われて出来るなら、改善箇所を見つけ、改善の方法を考え、自ら改善のやる気があれば可能なのですが、

これを定着できるかと継続出来る人材が社内にいるのかが今後の課題となるのですが、今後も様々な膿(障害)が出てくるのですが、その都度改善のスーパースター(外圧)を待つようにならず、社内で出来る人を育成する事が今後の課題といえるでしょう。

現在は自社・自店がこれからどうあるべきか、それに向かって現状からどう進むべきかを構築する必要に迫られてきています。経済環境は間違いなく変化の兆しが見えています。どう変わるのかは別として、その中での自社・自店は何をすべきかが問われているのです。

是非とも、健全なる企業経営に向けて、早急に改善・改革される事を祈念致します。
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