児玉 千恵子

2019 02 Oct

デニム 藍色が醸し出す歴史となごみのオーラ・・・創り手の哲学と創造性に期待

 10月2日から3日間、東京ビッグサイトで第10回「国際 ファッション ワールド 東京 秋」が開催されている。
 衣服・小物雑貨・テキスタイルと、各ブースには彩り豊かな布やグッズが展開され、商未来を担う、おしゃれの秋にふさわしい盛り上がりを魅せてくれるだろう。
 今回のファッション ワールドには、備後地域から、福山北商工会(広島県福山市)の伴走型小規模事業者支援推進事業(中小企業庁の補助金制度)で、「福山ファクトリーギルド」の2社を含む5社が出展する。
 9月に入ってから、展示会での受注率アップと商談成立につながる、効果的なブースづくりについて、講演会(出展企業と地域の企業&小売店も参加)でレクチャーをさせていただいた。
 そこで、繊研新聞 Study Room (10月1日)に、このところなぜか「デニム」とご縁のある私の思いをベースに、地域・歴史やそのルーツ、さらに 雑誌・映画 etc.と多様な視点から 『藍色が醸し出す歴史となごみのオーラ』 というタイトルの一文を書き下ろした。
KGC かんなべガールズコレクションより (C) DOMINANT LIMITED

 
9月に開催された「かんなべ ガールズ コレクション(KGC)」では、地元のジーンズを大いにアピールして大盛況だった。 (主催・神辺町商工会青年部/会場・フジグラン神辺)

 昨年はクリスチャンディオールが、今年はランバンが、ブルージーンズやGジャンを展開したのには驚いた (双方の企業本部に筆者が在籍中は、 ブランドのコンセプトにそぐわないという方針がパリから出ていた)。・・・時代につれてデザイナーの哲学と創造性も変化し、多様なデザインのファッションが生まれていくから、おしゃれが、さらに楽しくなっていく。

〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
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