児玉 千恵子

2020 07 Dec

集う人と 顧客・観客に元気と勇気をお届けする年満月 連載第182回 商いの実学・遊学・雑学

 晩秋も押し迫った寒い日、日差しを浴びようと庭に出てみた。
 「すすき」の穂がまだ健在で、微風に揺らいでいた。
 裏に廻ると、昨年はちらほらと咲いていた濃紫の「想紫苑(おもわれしおん)」の花が、曲がり角を独占していた。
 刈り込んだ杉の木の根元には、初夏に咲いていたはずだった「すずらん」の葉が地面を這っていて、その逞しい姿にびっくり…。
 摘んできた花々を、リビングの花瓶に投げ入れ、バランスよくアレンジして、しばらく眺めていた。
 すると…春先からリテールサポートに伺ったフラワーショップや、アパレル、茶舗店、老舗の和&洋菓子店などのオーナーや菓子職人、販売&販促スタッフ、そしてフローリストの顔が次々と浮かんできた。
 それらの中には、備後地域や四国と九州にある百貨店・SCで取り引きをしていたり、都内の百貨店に納品されている企業がある。
 「スゴイなーッ、毎日コツコツとモノを作(創)って、商品と笑顔をお客さまにお届けしている姿は・・・」


コロナ禍の終息を願って「アマビエ」の衣を、彩色した貝殻で仕上げた作品(広島県府中市上下町より)

(C)DOMINANT LIMITED クライアントの要請にお応えしながら販促資料を作成し、現場が必要としている未知の情報や、活性化に役立つスキルの支援とコーチングに努めてきた今年だったが、あっという間に年の瀬はやってきた。
 令和2年は、世界中が新型ウィルスの脅威に振り回され、「社会・経済・暮らし」が緊張を強いられた
 地方暮らしで行動範囲が狭い私からみても、業種・業態によっては、課題やウィークポイントが顕在化し、前倒しの刷新や時代が求める戦略の構築へと踏み出さないと、取り残されそうなケースも目にした。・・・(中略)・・・


 今年も残りわずか・・・自分なりの「お守り」を身につけて、ウィンターギフトにロマンと元気を添えて、大切なあの方(お客さま)に、感謝のお便りなどいかがだろう。・・・(以下、ストアーズレポート12月号を)・・・

 「ストアーズレポート」2020年12月号の児玉千恵子書き下ろし連載第182回「商いの実学・遊学・雑学」は、『集う人と顧客・観客に元気と勇気をお届けする年満月


箱で創ったクリスマスツリー(虎屋本舗サンステ店より)

(C)DOMINANT LIMITED 今号の主な内容は、 
◇ 
閃きの伝言板洋と和の新年
◇ 歓談が弾む イベント スィーツ虎屋本舗本物そっくりスィーツシリーズ」「和魂商才」を掲げる16代目当主・高田信吾社長
◇ 勇気と元気が湧いてくる 催事・祭事・歳時~「上下かかしまつり」/ 図書館発の励ましエール「コロナに負けないぞ! 書道展」(沼隈図書館 館長・明石浩氏)/「厄除け」展(福山しんいち歴史民俗博物館)

プロ販売員模試】 師走の商い力ダッシュテスト

〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
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