児玉 千恵子
2021
08
Jun
服(福)の女神の好物は? 繊研新聞 FB連続小講座 販売業務におけるパフォーマンス ②
接客研修の要請を頂くと、「スタッフの個性が輝く、明日の商いへと繫がる販売力の向上研修はいかがでしょう」と、いつも提案してしまう。
自らが販売職だったときや、企業本部で営業部門のインストラクターだったときに、接客&接遇力は、イコール販売力ではないと感じていた。
販売力の熱量は、誰しもが憧れている著名ブランドや、人気デザイナーの服を扱っている売場スタッフと、服を通してこだわりの世界観を発信している店舗空間のスタッフ、仕入本部によるセレクトショップのスタッフとでは、一着の服をお買い上げいただくまでの数値が異なる。
また、販売力は立地条件によっても試される。
顧客動員数が少ない立地の悪い店舗から、都市部の一等地にある売場に配属、もしくは応援販売に出向したときなど、いつも通りの接客応対をしたら、常駐スタッフより売上げを作ってきた事例は少なくない。客数の少ない環境で腕を磨き、積み重ねてきた経験が開花するわけだ。・・・(中略)・・・
接遇マナーとおもてなし力は及第点なのに、なぜか商品が売れない、もしくはご指名が頂けない方は、上図の「自己表現の木」と照らし合わせてください。「商品力」とご自身の「人間力」を、余すことなく訴求・伝達できていないのかも?・・・(全文は、6/8の繊研新聞紙上を!)
《バックナンバー》
◇ 販売業務におけるパフォーマンス ①「CSとパフォーマンスの天秤棒」
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