RINA

2022 28 Mar

MVFW

Decentralandが開催するMVFW(メタバースファッションウィーク)が27日まで開催されたのだけど、日本在住の方々でどれくらいに人が試してみたよー! っていう数字がとても気になる。

アナウンスだと、Dolce & Gabbana, Fuo Pei, Tommy Hilfiger, DKNY, Estee Lauder, Karl Lagerfeld, Alexander McQueen等が参加とのこと。

その中で気になったのが、アメリカンデザイナーを代表するトミー・ヒルフィガーの言葉。

When I founded my namesake brand in 1985, I never imagined I’d see a time when fashion weeks would be held in a 3D, fully virtual world,” said Tommy Hilfiger. “As we further explore the metaverse and all it has to offer, I’m inspired by the power of digital technology and the opportunities it presents to engage with communities in fascinating, relevant ways.”(プレスリリースより

 

確かに、1985年に自身の名前を掲げてブランドを創設した時には、自分の服がバーチャルの世界で3Dの状態でランウェイを歩くなんて思いもしなかっただろうよ。。。

トミー・ヒルフィガーの服はカテゴリーで言ったらアメリカンカジュアルとして知られるだろうけれど、それだけではなくてアメリカンカルチャーも象徴していると思う。

だから常にトミーは、今何がアメリカのカルチャーの中で起こっているのかを常に取り入れていて、ソーシャルメディアとかそういう枠でなく、デジタルテクノロジーが可能にするあらゆるツールを常に試して、トミー・ヒルフィガーというブランドの中で楽しみながら進化していっているのがいつも感心する。

 

色々な進化が秒単位で起こる今、こんな事を思った。

メタバースなんかも、皆んながやっているから、やってみなくちゃ!というきっかけでも良く、
あのイケてるブランドがやっているから、やってみよー!というきっかけでも良い。
でも、最終的にはなぜ面白いのか、必要なのか、活用できるのかが自分なりに分からないと
流行っているからやってみた!で終わってしまいがちに。
何かビジネスとして次に繋がる時ってのは、本当に次の時代を信じて歩き出した時だと思うんだ。
とりあえず試してみるって事は大切だと思うんだ。