RINA
閉店もしたけど、店舗は増え続けている
この間、全米小売業協会(NRF)のメルマガだったか、
やっぱりディスカウント系のリテーラーは今年店舗出店が続くそうだ。
昔ならば、ブランド物だとかのディスカウント・アウトレットというと
郊外のアウトレットストアのモールへ行かないとならなかったけれど、
もう今ではそんな事もなく、都会で暮らしていても、身近なところに
アウトレットストアやディスカウントストアがある。
Dollar General (ダラージェネラル)っていうディスカウントストアが
昨年12月に発表していた内容では、2023年期中に1,050店舗ほどを
出展するとか言っていたそうな。
Five Below(ファイブビロー)って日本でいう100円ショップ見たいな
感じのところは、最近これまた日本のように価格帯を広げ5ドルくらいの
商品も混ぜて売っているのだけれど、ここも2022年初旬の話では、
2030年期までに店舗数を3倍にしたいとか話していたと。
そうなってくれば、TJ Maxx/Marshallなんかも新店舗出店はあるだろう。
でも店舗出店が盛んなのは別にディカウントストアだけではなくて
DTCというか、いわゆるここ10年から15年くらいに誕生したスタートアップ系
だったちょくちょく店舗数を増やしている。
店舗に活気が戻るということは、
デジタルへの投資が必要だということだと思ってる。
だって店舗で普通に何かショッピングする時代はとうの昔の世界の話だし、
お店に買い物に行く前に在庫状況は知りたい
店舗に行ってからもサイズがなかったら、QRやバーコードスキャンして
どの店舗にあるか調べたい。
クリック&コレクトだけやこういうサービスだけじゃ物足りない。
ハイテクである必要はないけれど
お店に行ったら、ECができない特別な体験がしたい。
そんな時代だと思う。