RINA
2024
04
Jun
BONOBOS のガイドショップが閉店
DNVB(Digital Native Vertical Brand)の称号で注目を集めた
D2C第一世代のメンズブランド「Bonobos(ボノボス)」。
結構ちょくちょくと立ち寄っていたフラットアイアンのガイドショップが閉店した。
マンハッタンにはこの他にもソーホー店とマディソンアベニュー店、
ブルックフィールド(商業施設)店もあるためフィジカルでの買い物には困ることはないけれど、
2015年に出店された時には最大のガイドショップと報じられ、
当時私もオープニングイベントに参加しているだけにどこか寂しい気分になる。
出店から10年ということで閉店は賃貸契約の終了のタイミングで
ということなのだろうけれど、
立地的、そしてスペース的にとても良い物件だけに
今後どんなブランドが出店するのか注視していくつもりです。
デジタルネイティブのD2Cブランドたちが頭角をみせ始めてから10年以上が経ちますね。
色々な素晴らしいブランドが誕生し、小中規模ながらもコアな顧客層をがっちり掴んでいる
ブランドも残っています。
この直近5年ではコロナ、サプライチェーン問題、インフレーションなど
小売業は頭の痛い問題でいっぱい。
しかしそうした中でも昨今話題となっているAbercrombie & Fitch(アバクロ)のような
レガシーブランドのトランスフォメーションを耳にすると、
先行きが明確ではない中でもブランドは復活すること、勝ち抜いていくことができるのだと勇気づけられます。
顧客の声に耳を傾け、しっかりと理解すること。そして改善する実行力。
また世の中のライフスタイルの変化や話題を集めるカルチャーもキャッチすることも
成功への要素だと最近強く感じています。