今日も意外に地味だけれども気になっているニュースを書いておきます。

最近気になったニュースに、ラルフローレンがClube Monaco / クラブモナコを

売却したと言うものがありました。売却先はリージェントと言う未公開株式投資会社。

このニュースの関連記事を読みあさっていくと、ラルフローレンがクラブモナコの傘下と

なったのは1999年だそう。

この10年くらい物事の変化や進化がスピードアップしていた中で、

この一年はさらに大きな変化と、そして無理でも進化を強いられました。

 

マンハッタンにクラブモナコは数店舗あるのですが、

個人的によく立ち寄るのは、フラットアイアンビル近くにある

フィフスアヴェニュー沿いの店舗です。

一回がウィメンズで地下にはメンズがあり、併設された書籍や雑貨類を販売するエリアがあって、

カフェも。以前は違うコーヒーショップだったのですが、現在そこはラルフローレンのRalph's Cafe に

なっていて、売却したとなるとどうなるのかなーとふと思いました。

コーヒーショップなんてそこら中にあるわけですが、アパレルショップが多く並ぶこの通り。

実にカフェとしてはついでに立ち寄りやすいので、いつも混んでいます。

クラブモナコというと、綺麗めなオフィス着や、バケーションに適したウェアが揃っているって言う

印象が強く、過去にはとてもセンスの良いクリエイティブディレクターを抜擢したことで

メンズラインはかなり注目されていました。

この20年、華があったブランドであった印象はあるので、

これからどんなブランドに進化していくのか楽しみです。

 

もう一つ気になったニュースは、ニュージャージー州の郊外にあるショッピングモール内にある

Burlington の店舗の出店跡地がフルフィルメントセンターになると言う話。

地味な話ではあるけれど、パンデミックの影響でどの業界でも出店店舗を整理した企業は当然多く、

これから経済をゆっくりと戻していく中で、空いている物件はリアルに必要な形で再利用されていくのかなと

思ったわけです。（必ずしもブランドのショップ出店がベストでもない）

オンラインショッピングが以前よりも単純に増えているんだなと言うのは

何かニュースを読んでと言うだけではなくて、

街中で企業のロゴの入った配達車以外の車から荷下ろしをしている傾向を何度も

見ているから。

最初はなんだ、、、？闇配達？？と疑ってしまったけれどw

よく見ると働くスタッフは、その配達業者（企業）のユニフォームをちゃんと着ており、

配達チーム全員で話し合いながらいつも効率よく荷物を届けられるようにしている姿を見かけるのです。

と言うことは、配達するのに車が足りないのでしょうね。。。と（勝手に）想像。

店舗には徐々に活気は戻っていくでしょうが、ネットで買うことに慣れ、その便利さ、

使い方を理解した人たちにとって、ECはこれからも生活の強い味方となりそうです。