RINA
2020
29
Sep
気になるサステナな開発
最近感じているのは、
コロナのパンデミックでファッション業界は他の業界よりも大きな打撃を受けてしまったなと感じる中で、今じわじわと色々なポジティブなニュースが増えてきているなと。
もちろんこれからも縮小やら倒産やら寂しいニュースは続くと思いますが、どんな時でも攻めこむブランドや、体制を整えて新たな形で前進するブランド、いろんなニュースが舞い込んできそう。
一旦保留にしていた新店舗のオープンのニュースもちょこちょこ出てきそうですし、明るいニュースも増えてきそうです。
最近気になったニュースがあったのですが、Avery Dennison / エイブリィデニソンが衣類につけるハングタグのプラスチックの「ひも(ファスナー)」の部分(業界語でなんていうのでしょうか?)を、プラスチック素材から、土に返るバイオディグレイダブルの素材のものを開発したそうです。
今どの衣類にも見かけるポリプロピレン素材の物は、ゴミになると20年から30年分解するのに時間がかかるそうです。しかし新たにエイブリィデニソンが開発した物は、1年ほどで分解するのだとか。
小さくって細くて分解に時間がかかるゴミはゴミ。
ファッション業界が排出するゴミは、服そのものだけではなく、こういった部分にもありますよね。
こうしたチョイスができた以上、ファッションブランドには積極的に使用して行ってもらいたいですね。