久保 雅裕
USENからファッションメディア『encoremode』誕生
今は家入レオがトップなので、ちょっとキャッチー(encoreトップページ)
2019年5月23日、USEN本社でオウンドメディア『encore(アンコール)』内にファッションカテゴリー『encoremode(アンコールモード)』が誕生したことを知らせるキックオフパーティーが開かれ、100人近い業界関係者が集まった。
DJはjazztoronikの野崎良太さん(凄い!!)
僭越ながら、筆者はこのウェブメディアのコントリビューティングエディターを務めることになり、その存在意義について話させてもらった。
「ファッショントークサロン」7月のゲストは、栗野宏文ユナイテッドアローズ上級顧問
事の発端は、2年ほど前からパーソナリティーとして参画させてもらっているSMART USEN『ジュルナルクボッチのファッショントークサロン』というアプリのラジオ番組のご縁から、この新媒体の話へと発展した訳なのだが、このメディアの位置づけは「音楽とファッション」「リテールの魅力を高める」の2つのテーマで、ファッション関連業界の知的ニーズに応えていくことを目指している。文字通りB2Bメディアだ。
田村公正USEN社長(右)と握手~
そもそもの話になるのだが、USENはBGMレコードの交換からスタートし、現在は店舗の開業前支援に始まり、店舗運営に欠かせない「電力・通信回線等の店舗インフラ」「レジ・ネットワーク等の店舗IoT/ICT設備」「集客支援・販売促進」「業務効率化」など既存の「音楽配信」に留まらないハードウエアからソフトウエア・アプリケーションに至る店舗運営のすべてのサービスの提供へと変化し、店舗の総合サービス業という道を歩んでいる。
こうした中で、ファッション分野において、同社が業界と共に歩み、情報提供という形で貢献することが、企業のスタンスとしても有益かつ公益性が高く、意義深いものとなる。そんな視点に立って、いくつかのコーナーを設置した。
アンコールモードのトップページ
【special issue】は、今、知っておきたいファッションリテールの課題やヒントを掘り下げる特集、また音楽との関連性についても企画特集を予定しており、併せてメンズ・ウィメンズのワールドコレクション、マクロトレンドなどの情報も提供していく。
【human】では魅力ある人々にフォーカスしたインタビュー、物語、対談などを掲載。
【topics】にはバイイングのヒントとなるブランド・展示会その他の旬な情報を載せていく予定だ。
そして【column】欄では業界人よる「私の一枚(音楽)」など想いのあるエッセイを紹介する。
将来的には同社の持つBGMサービスの「USEN440」や「SOUND PLANET」、音楽アプリ「SMART USEN」や「OTORAKU」とのメディアミックスも探っていくつもりだ。
ご高覧ください。→http://e.usen.com/encoremode/