北川美智子
2020
26
May
初夏の店頭 3
緊急事態宣言が解除される日も近い5月3週目の東京は少しずつ開店の準備を始める店が増えてきました。
春や初夏を飛ばしてもう夏物という店もありそうです。
25日に解除されつつもウィンドウはまだ半信半疑のところもあるようです。
今シーズンは淡いパステル調の色、ベージュやカーキなど落ち着いたナチュラルカラー、大柄で明快な色使いのプリント、今までとはどことなく異なるワンピース、華やかさを演出するかのようなブラウス、リラックス感あふれるシャツ、そしてきちんと感やなつかしさのあるカジュアルなクラシックやトラディショナル。
これらを新しく新鮮に見せるには素材が大きな役割を持っています。
慣れ親しんだシャツやブラウス、スカート、パンツ,はおりものはシンプルさやナチュラル感が求められる中で、機能性があり軽く、透ける効果、光感などの新しさを感じさせる素材使いであることが大切です。
同時にデザインやディテール、シルエットなどの変化も見逃せません。
今シーズンの最大のポイントは分量感でしょう。
細身のパンツを組み合わせるものと安心して着られるフィットする部分を持っていることが重要です。
まずは気になるワンピースをピックアップしました。
閉まっている間も何度かディスプレーを変えている店も、お留守番しているかのような変わらないドレス姿もあります。