北川美智子
今年のカジュアルコート寸視
2017年12月初め、初冬のモール(大阪市西宮)でコート・ジャケットの定点調査をする機会を得ました。
クリスマスやお歳暮商戦の真っ只中の土曜日は来店者数が多く定点観測には好機といえます。
穏やかに晴れた昼、三々五々と訪れる人々のコート・ジャケットの着用の様子を観察しました。
老若男女、ファミリー、カップル、母娘、OL,ミレニアム世代から熟年夫婦、学生(高校生、大学生)と幅の広い顧客を見ることができるショッピングモールです。
昼前後の二時間ほどの観察で感じた印象は
・フード付きウールのコート
・フェイクファーのショートコートやジャケット
・カーディガンスタイル
・ショート丈のダウンコート
・ダウンのベスト
・ニットコート
・レザー(タイプ)のブルゾン
・フード付き薄手キルトジャケット
・ケープ
・ダッフルコート
が去年に比べて増えました。
素材では
・ファー(ムートン、ファータイプ、ボアタイプ)
・ニット
・起毛(フリースタイプ、ベロアタイプ)
・チェック
・ベーシックウール
・ダウン(昨年より減少)
・レザー、スェードタイプ)
が昨年に増して際立ちました。
カラーは
・グレー・黒・カーキ・紺・キャメル・茶とベーシックで無難。
柄は
・無地のように見えるウールタイプ
・チェック増加
・迷彩、アニマル柄
12:15~45までの役30分の間の集計(ヤング~アダルトの女性223人。男性、子供、高齢者を除きます)
ウールロングコート 36人
ウールショートコート 25人
ムートン(タイプ) 8人
フリース 13人
ボア 10人
ファータイプ 6人
非ウール 20人
レザー 3人
デニム 5人
ニットコート 15人
ブルゾン(ウール、非ウール)16人
ベスト(ウール、非ウール) 10人
ダウン ロング 25人
ダウン ショート 28人
ケープ 3人






















