明るくやわらかな色合いの編み地が春のニットを大きく変えました。
　糸とニットウエアと着る人が新しい対話を始めたからです。
　今までにないサスティナブルなアプローチがなされ、繋ぎ目のない構造が無駄を省き、より美しいシルエットを作りガーメントの需要を増やしています。
　ニットアイテムは高まるクリエーション、表情豊かな表面、想像を越える糸の組み合わせ、多面的な編み地、ドレープや分量感で新しい道が切り開かれました。
　透明感や流れるようなラインがこの上ないフェミニンを強調します。

　今シーズンのニットフォーラムはカラーによるナチュラルの表現と共に華やかさ、編み地の斬新さ、素朴さの表現のために施される技術の深さ、ユーモアさえ感じられる自由奔放で立体的な編みなど、ジャージーや布帛にはないクリエイティヴな横網の世界が広がりました。