北川美智子

2020 27 Oct

Premiere Vision 21-22 A/W 4

 「Decodings 解読」

(3)Caring protection 思いやりのあるプロテクション
 今シーズンは賢くて思いやりのある保護(プロテクション)が前面にでる。
 テクノロジーを駆使し官能的でボリューム感のある素材、とてもソフト、毛足が短いベロア、ブラッシング加工、ベロア調、レザーなど。
 環境とパフォーマンスの両方を追求し、プロテクションを前面に出す。
 ボリューム感、ダブルフェイスで優しくしっかりと身体を包み込む。
 モヘア、ブラッシング加工のチェック、クロテン、イミテーションファー、ムースのようなしっとりウール、ブークレット、毛足の短いムートンタッチ。
 ベロアのテーラリングジャケットやパンツ。
 フリースニットの高級化、ヌバック。

・コントラストの効いたダブルフェイス  エレガントなコート  ベロアタッチとレザー
・色使いに工夫を凝らしたモチーフ  テクスチュアの組み合わせを楽しむスーツ地  リバーシブルのスーツ地
・マトラッセ(キルティング)はコントラストを利かせた色使い、サテンタッチ。モチーフ使い、伸縮性が大切。三層仕立てのレザーは軽量で新意匠としてテキスタイルと組み合わせる。
・見た目の美しさ以外に目に見えない環境への配慮が必要。

※初出時に写真が間違っておりました。お詫びして訂正いたします。