武田 尚子
2021
14
Jun
ヴァカンスが待ち遠しいパリ
6月も早や中旬。関東はいまだ梅雨入り宣言もないが、すっかり夏らしくなってきた。
ロックダウンが開けたヨーロッパでは、もう人々の関心は既にヴァカンスに行っているようだ。
パリから届いた主要百貨店ランジェリー売場の写真を見ると、そんな高揚感が伝わってくる(下はボンマルシェ)。
百貨店が再開した当初は、これでもかという位に在庫セールのワゴンが目立っていたようだが、ここにきて人々のヴァカンス準備に対応する態勢になっているようだ。
ランジェリーとビーチウエア、そしてスポーツのアクティブウエアは常に隣り合わせだが、中でもこの時季は水着やビーチウエアの勢いを感じる。
「ボンマルシェ」もいいが、昨年売場改装した「ギャラリー・ラファイエット」(下の写真)が圧巻だ。水着&リゾートウエアが多彩に展開されている。
ヨーロッパの人々にとって、ヴァカンスは不要不急ではない。水着も必需品なのだ。
忘れかけていたファッションの楽しさをしみじみ思い出す私であった。
カゴも夏の必須アイテム(下はボンマルシェ)。せめてカゴバック持って、ヴァカンス気分を味わいたい。