ふわふわとやさしい肌ざわりを特長にしたスマイルコットンの素材を使用した「Fleep（フリープ）」が15周年となり、記念商品が12月2日から発売となる。
島崎㈱の自社ブランドとして100％国内生産（岩手県陸前高田市の自社工場で縫製）で丁寧な物づくりをされているもので、今や同社のコーポレートアイデンティティの顔として成長を見せている。

今回の15周年記念商品は、同ブランドのファッションシリーズに使われているエアーニット（2枚のふわふわガーゼ生地を重ねた綿100％のスマイルコットン）と同素材で、アイテムはブラ、ブラキャミにショーツ2型（スタンダードショーツ、ハイライズショーツ）。サイズはSからLLまでの4サイズ展開となっている。

この商品開発に当たっては、お客様の声をよく聞いて、その要望を企画に反映するという同社の姿勢が貫かれており、「綿100％でシンプルなもの」を基本に据えた。
余計な装飾がなく、すっきりとして、しかも「ダサくない」もの。胸のパッドは洗濯時に飛び出さないように、縫い付けで固定されたもの。そして、カラーについては黒の要望を受けて、ブラックとピオニー（WEB投票で人気の高かったパープル系）の2色となった。
もちろん、他の「Fleep」製品と同様、縫い目やタグは外側にして肌に当たる内側をフラットにしてある。

実際に着用してみると、ブラもショーツもまるで身に着けていることを忘れてしまうような軽く優しい肌ざわりで、どこにもストレスがない。見えない部分に使ったパワーネットによって、適度なおさえ効果もある。

この発売に先駆けて、11月上旬に開かれた2023春夏物の内見会では、サマーシリーズのリニューアルを発表。素材を吸放湿性に優れたキュプラとスマイルコットンを組み合わせたキュプラコットン天竺に変え、ブラパッドもこれまでのウレタン素材からキュプラ混の不織布パッドに変わっている。ノンワイヤーの人気の広がりを受けて、SとLLサイズも登場。その他も、ストラップが安定感のあるものに改良、アンダーはより肌当たりのいい輪仕立て、背中は若々しいストレートラインと、きめ細かい改良が施されていた。

年間通して人気の高いシンプルシリーズ、ファッションシリーズ、コンフォートシリーズなどの定番シリーズは、イエロー系などの新色が印象的だった。