武田 尚子
NEWoMan 新顔はおしゃれな人に好評
㈱カドリールインターナショナル「ランジェリーク」初の直営店、フラッグシップショップが、新宿駅南口のNEWoMan SHINJUKUのM2階に登場。8月末のオープンから1か月が経過し、予想以上の手応えが得られているという。
正面入り口からエスカレーターを降りた所にある同店は、大きな柱の奥に20坪の店内が広がり、ゆっくりと落ち着いて買い物を楽しむことができる。
外の通路からも見え過ぎずに程よく中の雰囲気を感じさせる造りになっていて、まさに「隠しながら見せる」というランジェリーの真髄をあらわす。
ちょっとラテンな雰囲気もあるヌーディなピンクベージュ(写真ではこの色がうまく出ていない)の壁、ナチュラルな麻調の床材、木を使ったモダンアートのオブジェなどがかもし出す独特の空気感の中で、「ランジェリーク」のコレクションがしっくりと溶け合う。
ここでは同ブランドのコレクションが一堂に見られるだけではなく、ブランドディレクターの有馬智子さん自身がセレクトした雑貨にニットなどの服のブランドと、ヨーロッパで買い付けしたものも合わせて紹介していく計画だ。
「新宿のここで、“オアシス”のようなホッとできる空間を作りたかった。まずはブランドをもっと広く知ってほしいと手がけた店ですが、予想以上に『ランジェリーク』の世界を理解して好きになっていただけるおしゃれなお客様にいらしていただいて、願っていたイメージ通りのスタイルが実現できています」と、有馬さんは話す。
実際に、同ブランドの中でも職人芸を活かした高価格なメティエグループが最もよく売れているという。
日本発のモードなランジェリーブランドの発信場所として、好調な滑り出しを見せているのはうれしい。
ラウンジウエアが重要な役割を果たしている。同店オリジナルも好調
日常をおしゃれにしてくれるのがランジェリー
写真左はブランドディレクターの有馬智子さん